空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

学生指導案件:学生新聞の報道の自由に関わる案件

2017-12-19 09:32:45 | ノート
 業務メモ:



 明らかに共産党系ないし新左翼系の論理構成・ビラ紙面構成で(その意味ではよく勉強している)、なんというか母校(ふるさと と読む)に戻って来たような気がする感じだが、学校側・教員側の対応もアレなので、後学・他山の石のためにメモ。

 ビラは、大仰な思想闘争の観点から論じているが、「先生の中の人」的観点から見るに、数名の『コト勿れ主義が極限まで行ってコトといえない程度のことまで問題として取り上げて、その”問題”を制圧することに自分の存在意義を見出す』類のひとたちが無駄に”問題”学生をつるし上げようとして失敗した感。

 なお別の言い方をすると「ガキとマジギレ喧嘩しはじめたアレ」。うちにもいたけど。学生個人をひたすら悪く言いまくる人とかいるからねー。

 しかも上掲事例の場合、権力を関わらせてしまったあたりで更にアレ。まあ、上層部の上聞に達したのは、この学生が革命的に目覚めてしまったあたりもあろうけど、そこまで盛り上げずともよかった。

 イヤ気な大人の知識を展開すれば、この子がまあ1年生であっても、こういう活動ができるのもあと1年半が精々。だから、(ちょろっと眺められて、面白がられるくらいの)壁新聞程度を展開させているうちにタイムアップがくる。その間、”まあ、このくらいならええやろ”とかいう感じで”泳がせ”ておけばいい。ほどよく先生たちから”問題視”されていることを示唆しながら。

 そうすれば、1) 周囲の者・後輩の新規参入は抑止される、1.5) それでも参入する者はまとめて管理できる、2) 第二学年が終わる頃には進路指導が本格化し、周囲はそれどころでなくなる、3) それでも当人が”ふつうの生徒”の例に倣わない場合、それは多くの場合、当人の成績急滑降を意味する。3.5) それでもなお成績上位層であり続けることは可能だが、この場合、権威への抵抗者としての当人の名声は、すくなくとも生徒間では低くなる。新規参入者がでる見込みは低くなる。こうして、4) 運動は先細りになることを期待でき、うまくすれば当人の3年次修了でクリアできるか、当人の成績悪化・出席日数未了で退学・留年などで問題は一定の解決を見る。「リューネン先輩! おれマジ尊敬してるッス! おれも学校に敵対して留年処分喰らいたいッス!」って生徒はふつーあまりでてこない。

 なんというか、これで最初に問題化した先生は『ほうらオレの思ったとおりだ! コイツは大問題を起こすやつだったんだ! だからオレは』と納得したものかとも思うが、なんつーかそれ、大新聞・大メディアの中のひとたちの手法だよなーと冷めた目で見る私。馴致しようとした先生もいたっぽく、そういうひとはワリを食ったなあとご同情申し上げる。

 まー、そんなネットポリス君が発生しちゃった理由には、業務命令で”下手なことを書かせるな”というのがあるにはあるのだが、じゃあなんで暴走気味なところまでいくかって―

野食ハンマープライス ヘラブナが美味しいと聞いたので洗いにしてみた 2017/12/19

そもそもキノコポリスといい、人はなぜ善意をこじらせてポリスになってしまうのか、不穏な問題です

 支配欲のお手軽な満足のためとかも動機の一部にあるっぽいかも(混ざった)



 さておき



 下層出身者は多様性演出のための道具じゃねーぞ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 村中璃子氏「ネイチャー」授... | トップ | 学生指導案件:小2の暴力事件... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノート」カテゴリの最新記事