BBC South Sudan city swept for guns 9 September 2009
南スーダン。治安部隊は家宅捜索+検問設置によって刀狩りを進める。夜間の銃声が普通な状態は,仮にも和平を実現した地域にはいかにも相応しくない(少なくとも,良識的にはそのように言うべきである)。
北部との関係,来る選挙との関係,様々チェックすべき点があるが私はスーダン事情は詳しくない。勉強の糸口として:
BBC Sudan oil revenue 'discrepancy' 7 September 2009
BBC Sudan rejects oil revenue report 7 September 2009
石油収益配分を巡る疑惑についての記事をメモしておく。
旨みのある事業である。その利益の配分については公平性や透明性が求められようところである。…私が常に注意するソマリア事情にひきつけて付言すれば,キスマユのアルシャバブは同僚諸派に,この点(ソマリア有数の港町から上がる収益)の公平性ないし透明性を確保できなかった,または納得させられなかったものかと思う―仮に完全な公平が実現されていたとしても,それを納得させる材料(財務報告なり,或いは監察機関への参与を認めたり)提供に欠点があったのだろう。
BBC Malawi defends tobacco expulsions 9 September 2009
マラウィ大統領は大口たばこ買付人を追放,これを搾取者として自己の判断を正当化する。但し,同国の80%からは直接間接にたばこ産業に関わる由,大口バイヤーをさくっと削除というのは国内産業に影響が大きいだろう所。こうしたいらだちを示す行動は今回が初めてではないとのこと。
また,75000ほどの児童労働者がニコチン汚染に直面する―ということも付言されている。
BBC Uganda 'seizes senior LRA rebel' 10 September 2009
[LRA]
ウガンダ軍は中央アフリカ共和国方面で作戦中。二週間ほど前,"senior commander" Okot Atiakを捕縛したと声明。なおLRAはこれを否定する声明を出した由。
BBC Zimbabwe's PM alleges persecution 13 September 2009
[Zimbabwe]
ツヴァンギライは自党への差別待遇について大統領派に苦言。"We cannot have partners of looters." とまでいうあたり,persecutionの内容たるや。
BBC Ugandan king postpones town rally 12 September 2009
[Uganda]
2日に亙ってウガンダ首都カンパラで暴動,死者11名。この事件をうけてブガンダ王陛下はKayungaへの行幸を延期(決して取りやめではない,と注意あり)。
…連邦制も最適な解ではないのでしょうねぇ…。
関連日本語記事:
CNN Japan ウガンダで暴動、治安部隊と衝突 640人拘束と 2009.09.14 Web posted at: 14:08 JST Updated
BBC Travel ban for Gabon opposition 10 September 2009
[Gabon]
ガボンで大統領選が済み,で結果をめぐって暴動がおきたりしたわけですが,候補者たちは国外への移動を制限された由。空港まで出向いたらお引き取り願われたとのこと。
ShabelleMediaNetwork Ahlu Sunna Waljama’a forces detain several men in Balanbal town 9/13/2009 4:52:00 PM
[Somalia][Ahlu Sunnah]
Ahlu Sunnahは立ち木伐採を禁じていたところ,このたび,Balanbal市近くで樹木伐採を行っていた男たちを逮捕したとのこと。teenagersについてわざわざ言及があるので,逮捕されたのは基本若者であった様子。こうした事件は初めてのことではなく,Dhuso MarebやAbud Waqといった地で同様の拘束があったとのこと。
殺人強盗に比べれば「微罪」ですが,ソマリアは木炭輸出でそこそこ儲けてはいるものの,木材資源減少には懸念をしているのであったり。当blogの過去記事にもその件触れた記事メモあり:
「
ソマリア・大統領は木炭取引を限定的に許可」2007-12-08
「武装環境保護団体戦記:ソマリア」2008-12-11
地味に「若者」たちの収入源になっていたかもだ(わざわざ禁令がだされているところから見るに)。
Garowe Online Shelling in Somalia kills 15, mostly ex-soldiers Sep 13, 2009
Xinhua経由のニュースですが,モガディシュの砲撃戦は通例ならざる悲劇を呼んだ様子。1977年の対エチオピア戦争の際の廃兵のための施設に弾がいってすくなくとも12名の廃兵が死亡したとのこと。警察報道官Abdullahi Hassan Barise大佐の「人間性も愛国心も欠いた要素による自然災害だ」とは深刻な怒りの表明と見るべきでしょう。
南スーダン。治安部隊は家宅捜索+検問設置によって刀狩りを進める。夜間の銃声が普通な状態は,仮にも和平を実現した地域にはいかにも相応しくない(少なくとも,良識的にはそのように言うべきである)。
北部との関係,来る選挙との関係,様々チェックすべき点があるが私はスーダン事情は詳しくない。勉強の糸口として:
BBC Sudan oil revenue 'discrepancy' 7 September 2009
BBC Sudan rejects oil revenue report 7 September 2009
石油収益配分を巡る疑惑についての記事をメモしておく。
旨みのある事業である。その利益の配分については公平性や透明性が求められようところである。…私が常に注意するソマリア事情にひきつけて付言すれば,キスマユのアルシャバブは同僚諸派に,この点(ソマリア有数の港町から上がる収益)の公平性ないし透明性を確保できなかった,または納得させられなかったものかと思う―仮に完全な公平が実現されていたとしても,それを納得させる材料(財務報告なり,或いは監察機関への参与を認めたり)提供に欠点があったのだろう。
BBC Malawi defends tobacco expulsions 9 September 2009
マラウィ大統領は大口たばこ買付人を追放,これを搾取者として自己の判断を正当化する。但し,同国の80%からは直接間接にたばこ産業に関わる由,大口バイヤーをさくっと削除というのは国内産業に影響が大きいだろう所。こうしたいらだちを示す行動は今回が初めてではないとのこと。
また,75000ほどの児童労働者がニコチン汚染に直面する―ということも付言されている。
BBC Uganda 'seizes senior LRA rebel' 10 September 2009
[LRA]
ウガンダ軍は中央アフリカ共和国方面で作戦中。二週間ほど前,"senior commander" Okot Atiakを捕縛したと声明。なおLRAはこれを否定する声明を出した由。
BBC Zimbabwe's PM alleges persecution 13 September 2009
[Zimbabwe]
ツヴァンギライは自党への差別待遇について大統領派に苦言。"We cannot have partners of looters." とまでいうあたり,persecutionの内容たるや。
BBC Ugandan king postpones town rally 12 September 2009
[Uganda]
2日に亙ってウガンダ首都カンパラで暴動,死者11名。この事件をうけてブガンダ王陛下はKayungaへの行幸を延期(決して取りやめではない,と注意あり)。
…連邦制も最適な解ではないのでしょうねぇ…。
関連日本語記事:
CNN Japan ウガンダで暴動、治安部隊と衝突 640人拘束と 2009.09.14 Web posted at: 14:08 JST Updated
BBC Travel ban for Gabon opposition 10 September 2009
[Gabon]
ガボンで大統領選が済み,で結果をめぐって暴動がおきたりしたわけですが,候補者たちは国外への移動を制限された由。空港まで出向いたらお引き取り願われたとのこと。
ShabelleMediaNetwork Ahlu Sunna Waljama’a forces detain several men in Balanbal town 9/13/2009 4:52:00 PM
[Somalia][Ahlu Sunnah]
Ahlu Sunnahは立ち木伐採を禁じていたところ,このたび,Balanbal市近くで樹木伐採を行っていた男たちを逮捕したとのこと。teenagersについてわざわざ言及があるので,逮捕されたのは基本若者であった様子。こうした事件は初めてのことではなく,Dhuso MarebやAbud Waqといった地で同様の拘束があったとのこと。
殺人強盗に比べれば「微罪」ですが,ソマリアは木炭輸出でそこそこ儲けてはいるものの,木材資源減少には懸念をしているのであったり。当blogの過去記事にもその件触れた記事メモあり:
「
ソマリア・大統領は木炭取引を限定的に許可」2007-12-08
「武装環境保護団体戦記:ソマリア」2008-12-11
地味に「若者」たちの収入源になっていたかもだ(わざわざ禁令がだされているところから見るに)。
Garowe Online Shelling in Somalia kills 15, mostly ex-soldiers Sep 13, 2009
Xinhua経由のニュースですが,モガディシュの砲撃戦は通例ならざる悲劇を呼んだ様子。1977年の対エチオピア戦争の際の廃兵のための施設に弾がいってすくなくとも12名の廃兵が死亡したとのこと。警察報道官Abdullahi Hassan Barise大佐の「人間性も愛国心も欠いた要素による自然災害だ」とは深刻な怒りの表明と見るべきでしょう。
缶詰にしん http://soratobi.blog.drecom.jp/archive/1518
http://soratobi.blog.drecom.jp/archive/1533
「なんか地元の民意も地元の声も度外視,っつかそもそも聞きもしなかったですよね外のひとたちは」みたいなこと言ってる所に,「ヲヲぅその通り民主党には日本とも自由ともついていないつまり奴らは日本人のためということを考えてな(ry」
いやだから。
総称「日本人」でざっくり切り,何千億がどーこーくっちゃべる人は多いけど,当の話題になってる山奥の,そこに住む田舎者の意見がどーとかいうことは大所高所からご高説垂れ流す皆さま方はお気になさいませんですねっというわけで。
自由「民主」党も
「民主」党も
美辞麗句を並べたり壮大な計画を並べ立てたりする以外に(それは選挙等などのために必要なことだろう),時には個々の民のことを気にし,その意見を聞くということをしてはどうだろう,さしあたりなんかすげぇ政治問題化してるっぽいダム予定地足もとに住んでる民について。
でないと「民主」の看板が怪しいったらありゃしませんと
そーゆーことなんじゃないかなーと。
他山の石とすべきで,キライな党派(の指導者)をいちいち国賊扱いとか,どーかなーと思うのよ私。