空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ソマリランドは爆弾テロを未然に防ぐ

2010-01-11 18:15:26 | ソマリランド関連
 首都ハルゲイサでの出来事:

Garowe Online Somaliland forces thwart mosque attack Jan 9, 2010 - 1:15:30 PM

 ソマリランドのsecurity forces commanderたるMohamed Saqadi Dubbad氏がいわく,ある女性がSheikh Aden Sira導師のモスクに爆弾が仕掛けられているのに気づき,当局に届け出た。ロケット6発,迫撃砲弾2発からなる仕掛け爆弾であった様子。

 このSheikh Aden Sira導師は,イスラムの文脈内で,自爆テロを公に批判した人物であるとのこと。コメントは基本,南中部ソマリアにおける暴力組織を念頭に置いて出されたもので,この行動はアルシャバブの脅迫によって報われてきたのだという。

 このところ,ソマリア北部でのテロ(未遂)事件が以前より頻繁に報道される感があります(プントランドは爆弾テロを未然に防ぐ 2010-01-05)。プントランドにとどまらず,ソマリランドまで手を伸ばしているとは,なんとも面倒なことです。

 今回は,あっさりバレるよーな仕掛けをしたようですが,これがソマリランド・ブランチの未熟によるものか,脅迫の一手段としてのことかは,記事からは分かりませんですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ベレトウェイン争奪戦―Hizbul... | トップ | プントランド大統領は政府の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ソマリランド関連」カテゴリの最新記事