TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

安勝寺の鐘楼建替 ④ 石を積む準備

2018年03月21日 | 諫早
H29 3月4日  石垣の復元作業が行われていた。
















石の位置を慎重に決めていく職人さん達






H29 3月19日 いよいよ石が積まれていく。
ここでも重機が活躍












白い紙に記された「キ1」から順に元の位置に並べられていく。「キ1」の「キ」は北側のこと。石垣の復旧は、新たに石垣を積むのとは比べものにならないほど大変な作業で、さながら人智を結集した3次元ジグソーパズルだ。

-続く-
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安勝寺の鐘楼建替 ③  撤去された石垣

2018年03月21日 | 諫早
1か月後訪ねたら、石垣は完全になくなっていた。

H29 2月19日 重機を使ってものものしく作業が行われていた。









取り外された石






取り外された柱
 


 ここまで大がかりな解体復旧工事であったことをあらためて思い知らされた。
約300年の歴史ある安勝寺の鐘楼の復旧に門徒らが立ち上がったというが、平成28年12月24日の毎日新聞の記事には「今後400年も500年も残る鐘楼にしたい」との思いが記されていた。

 安勝寺に「時の鐘」をということで鐘楼が計画されたのが1720年で、戦争中の1944年にお国に鐘を供出するまでの224年間、一日も休むことなく「時の鐘」を打ち続けたという歴史を持つ安勝寺。その鐘楼再建には、「今後400年も500年も」平和で穏やかな世の中が続いて欲しいという願いが込められている。
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