TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

夏の遠征を断念

2022年07月19日 | 山にまつわる話
遠征の準備はすっかりできていたのですが…

(山小屋泊なので荷物のほとんどが衣類)


7/16に断念しました。
理由はコロナ感染の急激な拡大です。

すぐにキャンセルにかかりました。
ネットで予約していた松本・上高地間のバスと前泊のビジネスホテルはネットでキャンセル。

次に、3軒の山小屋です。
直接電話をするわけですが、どこも「またの機会に」と快く言ってくださり、その声の温かさに涙が出そうになりました。

キャンセルで迷惑を掛けることには変わりはないのですが、パソコンの機械的なキャンセルにはない人の情が感じられました。


さて荷物ですが、遠征を断念したからといってすぐに解く気になれませんでした。

昨日(7/18)、そのままのザックを担いでいつもの上山を歩いてきました。
雨が降ったりやんだりの蒸し暑い中でしたが、なぜか歩きたくなったのです。

ザックの重さは8.2㎏


雨が降りそうだったのだザックカバーを掛けています。

上山山頂


今の気持ちにぴったりの曇天


さらに愛宕山へ

(270段の石段を登る)

蒸し暑い中でしたが噴き出す汗がなぜか気持ちよくモヤモヤしていたものが吹っ切れました。


涸沢・北穂行きはこれで3回目の延期(いずれもコロナが心配で)になりますが、健康であれば次の機会があるはずです。

「山は逃げないが体力は逃げていく」(yamahiroさんの言葉)

名言だと思います。

今回ザックを担いで上山を歩き、この感じならまだ歩けることを実感しました。

体力を逃がさないように心がけて次の機会を窺います。
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