TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

諫早の二十日えびす

2023年01月20日 | 諫早
諫早の町を歩いていると、石造りのえびす様を多く見かけます。

地域の人が祀っていて、ふだんから榊や生花がお供えしてあります。



この通りはその名も「えびす通り」




このえびす様は個人で寄進されたものですが、地域の方みんなでお祀りをされています。

今日20日は特別の日です。
「二十日えびす」の大祭で、のぼりを立てお供え物を上げます。

今日のえびす様

冒頭のと同じえびす様です。

お供えのごちそうも

(ビニールは小雨が降っていたので濡れないように)

私が写真を撮っていたら、近所の方が
「あら、さっきまで鯛も供えてあったのに」
ということでした。

猫がいたずらするので先ほど引かれたということでした。

「鯛をですか」と私が言うと
えびす様は商売繁盛の神様なので、こちらの商店街では大切にお祀りをしているとのことでした。

お供えだけではなく、えびす様を建てている土地代も班のみんなで負担しているそうです。
確かに、えびす様は駐車場の一角に建てられていました。



「えびす通り」というだけあって、少し離れたところにも


-ふだんの同じえびす様-


今日はたくさんのお供え物


大きな鯛も!


ふだんは小脇に抱えている鯛が目の前に



この後、家に帰り着くまでに見かけたえびす様






ちょっと歩いただけで4体のえびす様に会いました。
諫早市内には、その数を調べた「諫早えびす研究会」の調査では、全部で210体あるとのことです
商店街では商売繁盛の神様として、漁師町では海の安全の神様として大切に祀られてきたとのことでした。




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