長崎の隣の県は「佐賀県」なのだろうが、島原育ちの私にとっては「熊本県」である。
半世紀前、わが家にテレビがついて以来、島原は長崎県でありながらNHK放送はずっと熊本の電波を拾っていた。雲仙の山々が長崎からの電波を遮っていたからだ。
(雲仙の山々)
したがって、テレビの天気予報と言えば熊本県のそれだった。
神器とまで言われていたテレビがすることだから、そのことにあまり疑問は抱かなかった。
その結果、島原人はお山を見て翌日の天気を予報する術を自然と身に付けた。
いわゆる観天望気である。
デジタル放送になってもNHKは熊本放送だった。
長崎のNHK放送を見たかったら有線放送に入るというのが私が知っている範囲の島原人の常識だった。
友人知人が口々に「有線に入ればよかたい」と。
わが家はそんなにテレビは見ないのに、NHKの長崎放送を見たいだけで月に数千円取られる有線放送に加入するのは納得いかなかった。
そこでNHKに電話した。
「年老いた両親が野良仕事をするのに天気予報は熊本のばっかしで役にたたない。ローカルニュースも熊本!長崎放送が映らないのならNHKの受信料は払いません」と。
するとすぐに調査員が来た。
そして言うことには「アンテナがずれています」と。
「はあ?」
そしてアンテナを調整してもらった。
そしたら何と、何事もなかったかのように映るではないか。
そこで私は思ったね。
ここいらの電気屋は有線放送とグルじゃないかと。
そして声を大にして言いたい。
「島原のみなさん、有線放送に入らなくてもNHKの長崎放送は見られますよ!」と。
半世紀前、わが家にテレビがついて以来、島原は長崎県でありながらNHK放送はずっと熊本の電波を拾っていた。雲仙の山々が長崎からの電波を遮っていたからだ。
(雲仙の山々)
したがって、テレビの天気予報と言えば熊本県のそれだった。
神器とまで言われていたテレビがすることだから、そのことにあまり疑問は抱かなかった。
その結果、島原人はお山を見て翌日の天気を予報する術を自然と身に付けた。
いわゆる観天望気である。
デジタル放送になってもNHKは熊本放送だった。
長崎のNHK放送を見たかったら有線放送に入るというのが私が知っている範囲の島原人の常識だった。
友人知人が口々に「有線に入ればよかたい」と。
わが家はそんなにテレビは見ないのに、NHKの長崎放送を見たいだけで月に数千円取られる有線放送に加入するのは納得いかなかった。
そこでNHKに電話した。
「年老いた両親が野良仕事をするのに天気予報は熊本のばっかしで役にたたない。ローカルニュースも熊本!長崎放送が映らないのならNHKの受信料は払いません」と。
するとすぐに調査員が来た。
そして言うことには「アンテナがずれています」と。
「はあ?」
そしてアンテナを調整してもらった。
そしたら何と、何事もなかったかのように映るではないか。
そこで私は思ったね。
ここいらの電気屋は有線放送とグルじゃないかと。
そして声を大にして言いたい。
「島原のみなさん、有線放送に入らなくてもNHKの長崎放送は見られますよ!」と。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます