TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

わが家のイチハツ

2018年04月19日 | エッセイ
わが家のイチハツなどとたいそうなお題にしたが、昔から咲いていたわけではない。
なお、このような文体で書くときは晩酌で飲み過ぎて、酔っ払っている時である。
それはさておき、ある年、突然菖蒲に似た紫の花が咲いた。図鑑であれこれ調べ、イチハツであることが分かった。ひょっとしたら違っているかも知れないが、私たち夫婦はイチハツと思い込んでいる。
そのイチハツが嬉しいことに年々増えていっているのだ。
















これは玄関のシクラメンの鉢。
まったく手をかけないのだが、何年も花を咲かせてくれている。



そのシクラメンの鉢に、どこからか紛れ込んだ雑草が主役の座を奪おうとしている。

そのアップ



この雑草と同じように、なにがしかの力が働いて突如根を生やしたわが家のイチハツが、今では初夏の花壇の主役となって目を楽しませてくれる。

私たち夫婦も、あと何年かしたら子規のよう思うようになるのだろうか。


いちはつの 花咲きいでて 我目には 今年ばかりの 春ゆかんとす
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