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以前、 「破れズボンにどた靴はいて…」で紹介したあの学生時代のドタ靴です。
前回紹介したように、片方で1.3㎏あります。
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「今どきこんな重い靴を履く人はいない」とさんざんこき下ろしていたのですが、また使うことにしました。
使い道がありました。重いのを逆手にとって、筋力アップのためのトレーニング用として上山のウォーキングで使うことにしたのです。
柔道一直線の一条直也が鉄下駄で足腰を鍛え、星飛雄馬が大リーグボール養成ギブスで上半身を鍛えたように、このドタ靴で山登りに必要な足の筋力アップを図ろうと考えたわけです。きたるべき北アルプス遠征に備えて。
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約30年ぶりに履いてみましたが、まったく傷んでないことに驚きます。革も全然ヘタレていません。長いこと夏は蒸し風呂のような屋外の物置にしまい放しだったというのに。今の軽登山靴はこんなしまい方ををしていると、ミッドソールに使われているウレタンが数年で加水分解をしてボロボロになります。
そういえば去年の夏、経ヶ岳にワンゲル時代の仲間と登ったときに、同期のNもいまだにドタ靴を持っていると言っていました。彼は草刈り機を使う作業のとき、安全靴替わりに履いているそうです。
確かにこのドタ靴、重いけどしっかり足を守ってくれます。履いていて絶対的な安心感があります。特に下りは足首全体がしっかりと固定されぐらつかないので、足下をあまり気にせず、どんどんと下って行けます。そういえば昔、「下る速さはエイトマン」と言って自慢していたな、登りは亀のように遅かったけど…。
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