TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

多良岳のマンサク '21

2021年03月09日 | 山(県内)
私にとっては今年の登り初めです。
山に春の到来を告げる花、マンサクを見に多良岳に登ってきました。

昨年の大雨による土砂崩れで通行止めとなっていた林道多良岳横断線の状況が分からなかったので、どこまで車で行けるか不安でしたが、行けるとこまでいって後は歩けばいいやくらいの気持ちで出発しました。

行く先にゲート?


半分空いていたので通過(進入禁止ではなかった)

しばらく行くと


これが不通の原因か…
これくらいの土砂ならすぐにでも除去できそうなのですが、なかなか復旧しません。
ここから歩いて行くことにしました。「ここ」を地図で説明します。



矢印1が土砂崩れ箇所です。予定ではピンク色の林道を車で進み、矢印3の金泉寺登山口から登る予定でしたが、矢印2から登ることにしました。コースタイムは50分ですが、金泉寺登山口まで歩くのを考えたら時間的にはあまり変わらないはずです。

登り口にあったお地蔵様


普段は利用者が少ない道ですが、登山道はきれいにしていました。




そして金泉寺


本日の豪華ランチ


小屋の前の温度は6℃ 木陰はひんやりです。(「暑かったろー」と心配してくださっていたOさんへ)


腹ごしらえを済ませ多良岳に向かう


ムンクの「叫び」を彷彿とさせる木の根。(私だけ?)


稜線に到着(多良岳と国見岳の分岐) さっそくマンサクの歓迎


ここから左折して国見岳に向かいますが、その稜線上にマンサクが点在しています。




再び分岐に戻ると


満開のマンサク




このマンサクポイントは道から少しだけ外れます。目印は分岐付近にある石仏です。


この石仏から踏み跡を辿ってちょっと登った高台が絶景ポイントです。
有明海側にもマンサクがあるのですが、1週間後くらいに見頃を迎えると思います。

多良岳を目指します(分岐から5分)。途中にもマンサクが点在しています。視線を上げないと見落とします。

多良岳到着


ここで引き返す予定でしたが、北の稜線にもマンサクの黄色が見えたので座禅岩まで行くことにしました。

座禅岩手前のお一人様座禅岩


この石畳に座ると目の前がマンサクです。


平日で、人がいないので石畳を独占。
その後、六体地蔵へ





この後、もう一度金泉寺に戻り下山

本日のお土産 多良岳の名水



昨年11月の大崩遠征以来、4ヶ月ぶりの山登りでした。
来月には山シャクヤクやツクシシャクナゲを見にまた登ります。
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ピンチ、パソコンが吹っ飛ぶ!

2021年03月09日 | その他
今朝のこと、昨日の多良岳登山をアップしようとパソコンに向かっていたら、突然電源が落ちました。
中古のノートパソコンでしたが、メモリ16GB、ハードは新品SSD256GB、爆速起動で使い勝手がいいものだっただけにショックでした。
スマホでいろいろと調べた結果、メモリの抜き差しをすれば解決しそうだったので、早速実行しました。









このあと、一度は立ち上がったものの、再び電源が落ちました。
メモリの抜き差しを3回繰り返しましたが問題は解決しませんでした。

こうなると原因は別のところということになります。
以前から、このようなメッセージが出ていたので、バッテリーを別のと替えてみました。(同機種を持っていたので)





解決しました。
バッテリーの異常でした。

バッテリーは消耗品なのでしょうがないか…

朝の、出勤前の貴重な時間がパソコンの修理にとられてしまいました。

このブログはスマホで作成したものです。

近いうちに、多良岳のマンサクをアップします。


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「五竜号」慰霊碑へ

2021年03月04日 | 山(県内)
林道多良岳横断線は通行止めとの看板


「通行止め」の横に「五竜号の碑」の看板が立っているが、これは昨年まではなかったものだ。
これに関する記事が新聞に載っていたのを思い出しここを訪ねることにした。

林道を走ってすぐの国立諫早少年自然の家のキャンプ場との分岐


これ?(真ん中の道)


ここは行く手が3つに分かれている。


ここの指導標が真ん中を指しているのか左を指しているのかで迷う。(一番右はキャンプ場)
「あと600m」なら仮に間違ってもたいしたことないと、自分の勘を信じて左を行くことにした。

左の道 「深海川ショートカット」?


実は、この道なら車で行けそうと車で行こうとしたのだが、軟弱N-boxはこれくらいの轍で腹を擦ったのであえなく徒歩で…

あえなく林道の路肩に止めたN-box


歩く 看板があった! 勘は当たった! 「あと220m」


歩く あと120m


歩く 


リーチか?


見えた!


あった!


横に建立の趣旨が刻んであった。


以下は「長崎新聞」より引用したもの
「『五竜号』は第2次世界大戦中、当時の大日本航空に所属、旧陸軍が借り上げていた。1944年2月12日、台湾から福岡の飛行場に向かう途中、五家原岳に墜落。軍人7人と乗員5人が死亡し、地元の山林組合が68年、山林内に慰霊碑を建立した。」

碑には「(略)此の霊地を汚さざる為深海地区民相計りこの塔を建立す」とあった。

この日が立てられたのは昭和43年と反対側の面に刻んであった。


去年まではなかった案内板の設置について
「77年前の2月12日、長崎県諫早市高来町古場の五家原岳中腹で墜落した軍民共用の航空機『五竜号』の史実を伝えようと、同町の旧青年会OBでつくる『あけぼの会』(吉田壽博会長)は12日、同町の山林内にある慰霊碑までの案内板を設置し、犠牲者12人に黙とうした。」(「長崎新聞」引用)

私も碑に静かに祈りを捧げた。

林道多良岳横断線のその先は確かめることはできなかったが、今回はここまでで引き返した。
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林道多良岳横断線は通れるのか?

2021年03月03日 | 山(県内)
昨年7月の梅雨前線豪雨により、林道多良岳横断線は崖崩れが多数発生して通行止めとなった。
今年の2月、そろそろ通れるようになったか気になった。
諫早市のホームページには、「しゃくなげ林道」の通行止めだけが報じられていて、「 開放の時期は、林道の災害復旧が完了し、安全を確認したうえで改めてお知らせします。」とのことだ。
「林道多良岳横断線」がどうなのかこれでは分からない。そこで市役所に電話してみたが、やはり通行止めという回答だった。なお、復旧の予定は3月末とのことだった。

3月になった。そろそろ多良岳にマンサクが咲く頃だ。はたして諫早側から登れるのだろうか。道路がどうなっているのか気になり、今日(3/3)の午後、ダメ元で現地に確かめに行ってみた。

諫早自然の家を過ぎたところの十字路。

左(大村方面へ)


「通行止め」

直進(五家原岳山頂へ)


これは何もないので行けそうだ。

そして金泉寺登山口に通じる右側は


残念ながら、「通行止め」の看板が出ていた。

う~ん。行けないのかな…

ちょっとだけ様子を見に行くことにした。(続く)
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