NHKの放送で、緒方貞子さんのドキュメントを見た。
その名前と当時の静かながらもダイナミックな活動の印象があって、なんとなく気になる存在でした。
あらためてその軌跡を軽く自分で調べると、映像を見ることもできて、凛とした佇まいが心を動かしエネルギーの発散を感じる。
難民支援、戦争、紛争に直面した人々を生命というもっとも大事なものを中心に考え、政治を持ち込ませず人道的な立場から国家の力を活用する。
そんな印象をもっていた。この方、この重責を仕事とされたのは、64歳の時、そこから10年もこういう仕事をしていたようである。
自身に置き換えると、その年齢でその重責に挑む勇気と知力、体力があるのだろうか、と思いを巡らす。
もう少し、彼女の著書や資料等を見て自分の糧にしたいと思う。