常滑市(とこなめし)は知多半島の西海岸に位置し、海岸線19.8キロメートルの南北に細長い街です。平安時代末期ころからの「古常滑」と呼ばれる焼き物の産地として知られ、瀬戸、信楽、越前、丹波、備前と並び、日本六古窯のひとつとされ、中でも最も古く最大の規模とされています。
キャッチフレーズは「世界に開かれた生活文化都市」
常滑は国内最大級の招き猫の産地。幅6.3m、高さ3.8mの巨大見守り猫『とこにゃん』は常滑のシンボル的存在として君臨(笑)しています。
1878年(明治11年)、知多郡常滑村が発足。
1889年(明治22年)、町村制の施行により知多郡多屋村・榎戸村・西ノ口村・大野町が発足。樽水村・西阿野村・苅屋村・古場村・矢田村、久米村、金山村・小鈴谷村・上野間村・大谷村・坂井村が発足。
1890年、常滑村が町制を施行、知多郡常滑町となる。
1906年、多屋村、榎戸村、西ノ口村が合併、知多郡鬼崎村が発足。樽水村、西阿野村、苅屋村、古場村が合併、知多郡枳豆志(きずし)村が発足。矢田村、久米村、金山村が合併、知多郡三和村が発足。小鈴谷村、大谷村、坂井村、上野間村が合併、知多郡小鈴谷村が発足。
1911年、枳豆志(きずし)村が町制を施行、改称し知多郡西浦町となる。
1951年、鬼崎村が町制を施行、知多郡鬼崎町となる。
1952年、小鈴谷村が町制を施行、知多郡小鈴谷町となる。
1954年、常滑町、鬼崎町、西浦町、大野町が合併、常滑市が発足。
1957年、知多郡小鈴谷町大谷、小鈴谷、坂井地区を編入、現在に至ります。
マンホールには市章を中心に、「市の花:サザンカ」がデザインされています。(やきもの散歩道舗道、他に設置)
市章を中心に「市の木:黒松」がデザインされたマンホール。
昭和30年6月1日制定の市章は「常滑市の「常」の字を画家の杉本健吉氏が図案化したもので、市民の団結と市勢の発展を表しています。」公式HPより
2014年4月に、常滑市制60周年を記念して「ボートレースとこなめ」のマスコットキャラクターから市の公式キャラクターになった『トコタン』。常滑市が国内最大級の生産を誇る特産物「招き猫」をモチーフにしているニャン♪趣味は常滑焼の器に注いだ地酒で乾杯!、セントレアからの旅行、ボートレースと・・おおよそゆるキャラらしからぬ設定です(笑)
2011年に訪問した時は、こんな看板の上で愛想を振りまいていました(^▽^)/
撮影日:2011年9月24日