倉吉市余戸谷町。鉢屋川沿いの道を更に進むと川沿いに美しい鉄筋コンクリート造平屋建の建物が見えてきます。
1932年から58年間使われていた倉吉町初の上水施設「旧倉吉町水源地ポンプ室」。「切妻造、平入で、正面及び側面に櫛形欄間窓を左右対称に配し、腰を瘤出仕上の切石布積とする。正面中央のレリーフ付き三角ペディメント、平側のパラペットなどに洋風意匠を積極的に取り込み・・」と、文化財データベースからの引用で、実際のところ何処がどうなのかよく分っていません(笑)、良く分かっていませんが(笑)素敵なものは素敵です。
三角ペディメントに鏝で施されたレリーフは「水」。レリーフの下には「汲めども尽きぬ泉」の願いを込めた「萬斛泉(まんこくせん)」の文字が刻まれています。
こんな風景を見ているとついつい口ずさみたくなる、懐かしい唱歌の一節 「~春の小川はさらさらいくよ~♪・・・」
訪問日:2012年4月20日