君津市人見、千葉眺望100景の一つに選ばれた「人見山」の山頂に鎮座される「人見(ひとみ)神社」。 御祭神は『天之御中主命・高皇産霊命(たかみむすひのみこと)・神皇産霊命(かんみむすひのみこと)』
社伝に【平安中期の名門、千葉氏一族が代々守護神として崇敬してきた『妙見大菩薩』を、上総介に任ぜられた『平忠頼』が鎌倉の地から人見山に移し、祀ったと伝えられ、両総妙見の一つとして広く知られる。】
息を切らしながらやっと辿り着いた拝殿、さすがにその美しい姿を見る余裕も無いほどへたへた😔😔 呼吸を整えるまでに少々の時間を費やし、拝殿前の随身に一礼して神前での参拝を終えました。
ああ、そういえば随身門から外に出ている随身さん、石川県や島根県の神社でたまにお見掛けしますが、拝殿前の両脇に控え、御神体をお守りするのが普通なのでしょうか。
変わっていると言えば、拝殿近くから神域を守護される、文化元年(1804)秋建立の狛犬さん。 何故か口を赤く塗られているのですが、これって手水鉢の文字を赤く塗るのと同じ理由?
そういえば参道石段の途中にひっそりと「不動明王」が祀られていました。 神と仏が共に同じ地に祀られて、民の安寧を願っていた時代・・それが普通だった頃の名残かもしれません。
入口から続く石段は323段!(長いと数えてしまいます)。さすがに頂上からの眺めは絶景。
参拝日:2014年5月26日