穴水町乙ヶ崎に「能登大仏」が座すと聞き、訪ねてきました。実際に拝観した大仏と言えば「奈良の大仏」に、富山の「高岡大仏」。超レアなところで大阪の「石切り大分」に、京都の「丹後大仏」。今回の「能登の大仏」で調度五体目。だから何だと言われても特に何も無いのですが(^^;)
「能登大仏」が、乙ケ崎地区の高台「真和園」に建立されたのは、2003年6月のこと。 大きさは8.4メートル。日本三大大仏の一つ、富山県高岡市の「高岡大仏」よりも大きいそうです。
ちなみに「日本三大大仏」は、「奈良東大寺の大仏」「鎌倉高徳院の大仏」。で、残りの一つは時代によって「京都の大仏」から「兵庫の大仏」と変遷し、今は先にあげた「高岡大仏」も含めて、それぞれが「日本三大大仏」であると主張されているようです。ん・・・・?、そういえば、確か大阪府東大阪市でも「日本三番目の大仏・石切大仏」と主張されてたような。
それはさて置き、大仏様がおいでになる一帯は広い公園になっており、これまでの大仏拝観とは全く異なった雰囲気で、まぁ何とも気持ちの良い解放感。
さほど古さを感じさせない三重塔ですが、この緑の中の佇まいがとても美しい。 歴史的に古いから価値があるという説は当然ご尤もですが、ここに立っていると、何となくそれだけではない気がします。神も仏も、奉る・祀る人があるからこそ世に存在するもので、言い換えればそれは「悪しき存在」であっても同じかもしれません。だからと言って「悪しきもの」への崇拝を肯定しているわけでは、絶対に!!有りません!!
間近にたって見上げて、そうして気持ちが和やかになれるなら、歴史の重さなど意味がありません。 と・・・こんな無責任な事を言えるのも、やっぱり特定の宗教を持たない気軽さからですね・・きっと。
広い園内には、弘法大師をはじめ、親鸞聖人・観音様等の11の仏像が安置されています。 名刹とか旧跡の名称こそありませんが、真和園11ヶ所巡りとして参詣者に親しまれているとか。
どなたの句碑か・・【 あたたかや 巡りて悟る 菩提心 】
参拝日:2015年5月22日
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