桜のトンネルで有名な「のと鉄道七尾線:能登鹿島駅」、別名「能登さくら駅」。
生憎と私達が訪れたのは五月も終盤に差し掛かり、桜は既に濃い緑の葉桜。本当に「○○の桜」と名の付く物には縁のない二人(^^;)
波静かな七尾北湾を望む無人駅ですが、季節には大勢の花見客を迎えて賑わうとか・・・ 満開の桜が映えるだろう瀟洒な駅舎は「中部の駅百選」にも選ばれています。
滅多に無い事に丁度電車が入ってくる様子。取り急ぎホームへ。 入ってきたのは可愛らしいというべきか、綺麗というべきか、とてもお洒落なラッピング電車。多分「のと鉄道」に関連したイラストなのでしょうが、葉桜の中に見る姿はとても可愛らしくて素敵。
線路の向こうに小さくなってゆく電車を見送って、ホームの階段から見た葉桜越しの七尾湾。初夏の陽光を受けてキラキラと輝いています。
車に戻りかけて、ふっと駅のすぐ傍に鎮座される「曽呂神社」の鳥居が目に入りました。 予定外ですが目に止まったのも何かの縁、御祭神は不明ですが参拝を。
鳥居から拝殿までの石段はそれほど距離も無く、直ぐ先に拝殿が見えています。 真新しい鳥居だったので狛犬さんは期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました。
笏谷石のような色合いと手触り、加賀獅子を思わせる顔立ち。これは絶対に狛犬さんたちに呼ばれたんだとご亭主殿、大喜び(^^;)
今は凪いでいる七尾湾ですが冬の海風はきつい筈・・こんなに綺麗な狛犬さんに会わせて下さって有難うございます。
訪問日:2015年5月22日
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