河沼郡柳津町(やないづまち)は福島県会津地方の西部に位置する町です。西は西会津町と三島町、北は会津坂下町、南は昭和村、東は会津美里町に隣接。南端に博士山(はかせやま)があり、南部は山地が目立つ地形で、町を南北に滝谷川が流れ、町の北部を横切る只見川に合流します。かって只見川の河岸は明治時代までは柳の大木が繁茂しており、大同の頃(約1200年前)、南岩坂(今の柳津)の河岸に三本の大柳があり、船やいかだの発着所であった事が柳津の地名の起こりと言われています。「町の木:柳」「町の花:桐」「町の鳥:ウグイス」を制定。
キャッチフレーズは「赤べこ伝承 発祥の地」
明治22年(1889)、町村制の施行により、河沼郡柳津村・倉戸村・飯谷村、大沼郡西山村が発足。
1921年、河沼郡柳津村、倉戸村、飯谷村が合併、柳津村が新設。
1942年、柳津村が町制を施行、河沼郡柳津町となる。
1955年、大沼郡西山村と合併し、改めて河沼郡柳津町を新設。
マンホールには「町の花:桐」、中央に「町の鳥:ウグイス」。下に「町の木:柳」がデザインされています。
昭和年(1962)10月1日制定の町章は「片仮名の「ヤナイヅを図案化したものです。町名の由来は、昔只見川の河岸に三本の大柳があり、船の発着所であったのでヤナイヅという地名が起こったといわれており、また伝説では只見川の梁場を由来するともいわれ、昔は梁井戸と呼ばれていたこともありました。」公式HPより
「福満虚空藏菩薩圓藏寺」の守り本尊である、丑と寅を組み合わせた『うとちゃん』。会津柳津名物のあわまんじゅうが大好きで、1日になんと113個ものあわまんじゅうを食べるのです。赤い顔は、柳津町が「赤べこ発祥の地」という事から「赤べこ」になっているのです。そして実は『うとこちゃん』という恋人がいるのです。
会津柳津名物の「あわまんじゅう」。江戸時代、福満虚空蔵で有名な円蔵寺付近で大きな火災があり、円蔵寺の一部もその被害を受けました。この時、当時の住職が「もう二度とこのような災難に”あわ”ないように」という思いを込め、粟を使ったまんじゅうを作ったのが始まりだと言われています。
撮影日:2015年7月1日