淡路市一宮町草香にある高野山真言宗「大廣山・智禅(ちぜん)寺」。『大日如来』を本尊とします。かつては隣接する草香八幡神社の別当寺として栄えた寺院。残暑の下に見る竜宮門の白漆喰が、空の青に際立って見えます。
淡路島七福神巡りの第四番札所「弁才天様」。〜良妻・賢母の道を授けるみ寺〜智禅寺。知恵の神:弁才天をお祀りしています。
縁起は不明。最も古い資料として観応二年(1351)の銘がある写経本「大般若経」570巻が伝えられています。本堂は江戸中期に建立。御本尊の「大日如来像」と、当代随一の京仏師・松久宗琳師の手による「八臂宇賀弁財天像」が安置されています。
「弁財天さまは、河川の流れる音の“音楽の神”。インドの神様です。音楽には“和音”と“不協和音”とがあります。快い名曲にはそれなりの和音があり、音律が狂うと聞きづらくなるもの。言葉づかいも音楽のひとつ。何気ない一言が他人を勇気づけたり、傷つけたりするもの。常日頃から言葉ひとつに他人を思いやる知恵の一言一句が福を積む因となります。」公式HPより
御詠歌【ひく琵琶の 妙なる音にも似たるかな 福を喜ぶ 諸人の声】
本堂の一隅で販売されていた「弁天さまの知恵味」。はたしてどんな味なんでしょう?と言うか、この外袋、何気に気に入りました😊
恒例の屋根の上から参拝者を見守る飾り瓦の獅子に鬼。ここでも良いお顔を見せて頂けました。
参拝日:2010年9月19日
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