姫路市本町にある「姫路市立美術館」。赤煉瓦の外観から想像がつくように、かっては「旧陸軍:第十師団・兵器庫」として、明治時代(1904年頃)に建てられたものです。
建物は姫路城の一角にあり、美術館正面から見ると真後ろに姫路城の美しい姿を見る事が出来ます・・と言ってもこの時は修復中😓
ですが、考えようによっては、ある意味、貴重な写真になったかも・・😊
南北棟の増築部分の設計は、棟札より陸軍技手『宮本平治・井田熊吉』が担当。一時期、市庁舎として使用され、後に美術館となった建物は、登録文化財の指定を受けています。
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姫路市立美術館の程近く、同じ姫路市本町に「旧陸軍第十師団長官舎」が残されています。その前身を知らなければ多分訪問する事も無かった「カトリック姫路教会・ザビエル館」。そこにあるモダンなつくりの官舎は、現在カトリック淳心会の施設として使用されているそうです。
旧日本軍の瀟洒な建物がキリスト教系の施設に転用されているのを目にすると・・なぜか重苦しい気持ちに襲われるのです。原子爆弾「リトルボーイ」を積み込んだ爆撃機は、キリストの祝福をうけて飛び立ったのだという事実を、ここに集う人たちは知っているのだろうか
訪問日:2010年8月12日
美術館の正面を見ますと、私の高校の面影があります。
しかし今回は、「いいねマーク」をやめて、「応援マーク」と「役立ったマーク」だけにしました。
貴方に「似た気持ち」なのかもしれません。
上手く言葉に出来ませんが・・・
口惜しい 悲しい・・・