淡路市草香に鎮座される「草香八幡神社」、御祭神は『応神天皇』。
「石清水八幡宮の御分霊を奉還したと伝えられる。旧草香村の産土大神であり、藩主蜂須賀候崇敬が篤かったそうですが、明治三年に社領引き上げが行われ、のちの明治六年二月には村社に列せられました。」現地案内より
一の鳥居から真っ直ぐに伸びる参道、石段を上った先に広がる境内は広く、とても開放的な雰囲気。
寺社を思わせる拝殿前左右より神域を守護されるのは、丈夫そうな太ましい前足を踏ん張って、満面の笑みを浮かべる狛犬さん一対。吽形さんの角がとても可愛らしく見えます。
それにしても本当に広い境内・・・
こんなに広い境内だと、屋根の上から参拝者を見守るのもさぞかし難儀な事でしょう。夢中になって大切な玉を落とさないようにして下さいね。
豊かな実りを思わせる黄金色の稲穂の波、その中に何気なくたつ鳥居・・こうした風景を見ると、日本は本当に豊葦原瑞穂の国だと実感します。神代の昔、天照大神は国づくりをする民に稲穂を持たせ給うた・・・そんな神話がすんなりと胸に入り込み「ああ、そうなんだ」と納得できる美しい景色です。・・・大国主の尊に無理矢理、国譲りをさせた事はさて置き😅
参拝日:2010年9月19日
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