海部郡飛島村(とびしまむら)は愛知県の西南部、海部郡の南東端に位置し、東は日光川の中央を境とし、蟹江町・名古屋市港区に、西は筏川の中央を境とし、北は弥富市に隣接し、南は伊勢湾の最北部に面し、県内で2つしかない村の一つです。村域のほとんどが開墾された土地で、1693年に大宝新田、1801年に飛島新田、1879年に政成新田が開拓され今日に至っています。「村の木:桜」「村の花:菊」を制定。
飛島村大宝二丁目にある「大宝(おおだから)六角れんが蔵」。貴族院議員であった大宝家10代当主:大宝陣が、明治41年(1908)頃に自身が経営する大宝農林部の書類倉庫として建てたもので、1994年に飛島村の有形文化財に指定されました。
いずれの方向から見ても建屋の角が見える六角柱形状(クロイスターヴォルト様式)で、イギリス積みで組み上げられた煉瓦壁の上に煉瓦造りのドームを載せ、その上に日本式の瓦葺き屋根を施工しています。
キャッチフレーズは「小さくてもキラリと光る村 とびしま」
1889年(明治22年)、町村制の施行により 海西郡飛島村が発足。
1906年、海西郡宝地村大宝、八島、重宝地区を編入。
1913年、 海西郡が海部郡と改称され、海部郡飛島村に改称。
1971年、名古屋港西部臨海地帯の西2区・4区を編入。
マンホールは村章のある規格蓋のみ。ASD仕様(スリップ防止)のマンホール。
村章の下に「農水」の文字。飛島土地改良区管理の農業用下水管マンホール蓋。
昭和55年(1980)3月25日制定の村章は「ひらがなの「と」の字を図案化したもので、上部のV字形に開いているところは、未来への限りない村の発展を、下部が丸くなっているところは、この村がいつまでも平和で、人々が円満に暮らせるようにとの願いをシンボライズしたものです。」公式HPより
自治体章の無い「農水」「空気弁」
同じく「農水」「制水弁」
海部南部(海部南部水道企業団)の水道消火栓。給水区域は「愛西市旧佐屋町と旧立田村・弥富市・飛島村・蟹江町の一部。」
上部に海部南部水道企業団章のある仕切弁。
中央に「海」の文字、おそらく海部南部水道企業団の空気弁。
「真空下水点検口」。管路内を真空にし大気圧との差圧を利用して汚水を収集するシステムの為の点検用ハンドホール。
飛島村役場内に展示されていた「五万年前の古代杉・愛知万博 飛島村の日」と記されています。
撮影日:2011年4月24日&2017年3月27日
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