旧八束郡宍道町(しんじちょう)は島根県の東部、宍道湖に面した町です。出雲風土記の時代から今日まで、交通の要所・流通の中心として栄えてきました。広大な宍道湖で採れるしじみは「大和しじみ」と呼ぱれ、真しじみに比べてコクのあるのが特徴です。早朝から湖に小舟を出し、クマデにカゴを付けたような独特の鋤簾(じょれん)で獲るしじみ漁の光景は、朝の風物詩としても知られています。
明治22年(1889)、町村制の施行により意宇郡宍道村・来待村が発足。
1896年、郡制の施行のため、島根郡・秋鹿郡・意宇郡の区域をもって八束郡が発足。
1927年、宍道村が町制施行して八束郡宍道町が発足。
1955年、八束郡来待村と合併、改めて宍道町が発足。
2005年、旧松江市・鹿島町・島根町・美保関町・八雲村・玉湯町・八束町と合併し、松江市宍道町となりました。
マンホールには、来待地区周辺でしか産出されない「来待石の採石場」が描かれています。
「来待石」の採石場は「来待ストーン ミュージアム」として開放されています。
昭和50年11月14日制定の町章は「「宍」を曲がった形にして発展を意味し図案化したものです。」
「来待ストーン 」マスコット『バレちゃん』。モデルは約1,300万年前に絶滅した哺乳動物の「パレオパラドキシア」。学名の由来は「古代の不思議なもの」という意味ですが、まさに不思議なモノ(笑)
「パレオパラドキシア」
撮影日:2011年5月18日
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