奇蹟の一枚・・・私たちはこの写真をそう呼んでいます。
もちろん、この程度の写真は条件さえ揃えば誰でも写す事が出来ます。雨が降って、それが小止みになった時間にこの場所に立つ。が、私たちがここに立つには高速をフルに使ってノンストップで9時間。初日から予定はぎっしり詰まっている、この場所に上記の条件を見計らってカメラを向けるというのはほぼ不可能。だからこそ私たちにとって上の写真は「奇蹟の一枚」なのです。
金山町水沼にある「第四只見川橋梁」ビュースポット。
少しずつズームを繰り返し、只見川に架かる橋梁に焦点を合わせてゆく。
やがてクッキリと橋梁のアーチが見えてくると、後方の山々は墨絵の様相を見せて景色を彩り出すのです。
只見川の水面から立ちのぼる川霧は、ゆっくりと高さを増し、ふうわりと、これ以上ない優しさで橋梁を包みこむ・・それは幻想的な異世界の景色。
金山町のJR只見線「会津水沼駅」と「会津中川駅」の間、只見川に架かるJR東日本・只見線の鉄道橋「第四只見川橋梁」の水沼只見線ビュースポット。霧の中にくっきりと浮かび上がる水色の橋梁もまた、幻想的に美しい。
訪問日:2015年7月1日
いい景色ですねエ。
煙の向こうから
仙人でも
出てきそうな風景ですね!!