三重県四日市市西日野町、小高い丘陵の南斜面に建てられた「四郷(よごう)郷土資料館」。入館は無料ですが開館は土曜日だけ、外観のみの見学です(-"-)
「当館は、郷土の先人第10世伊藤傳七翁(元貴族院議員、元東洋紡績社長)が郷土への恩返しにと、大正10年(1921)に6万円(約1億)という大金を寄付し、三重郡四郷村役場として建造。 木造2階建て一部塔屋は3階建て、正面には車寄せ、中央には玄関広場。塔屋の最南端はらせん階段になっており、当時としては実にハイカラな村役場でした。建物は小高い丘陵の南斜面に建てられている為遠くからも眺められ「全国一の村役場」と謳われた村民自慢の建物でした。」
「時代の移り変わりとともに傷みも激しく取り壊しの運命にありましたが、地元住民の熱心な存続運動が実り、昭和57年2月、四日市市の有形文化財の指定を受け保存されることになりました。更に四郷を物語る歴史・民俗資料や文化財を収集し、旧役場とともに永く後世に伝えようと昭和58年11月3日「四郷郷土資料館」として生まれ代わりました。」公式HPより
百聞は一見にしかず、美しい建物に野暮な説明は不要という事で、玄関広場と正面車寄せ。
車寄せと塔屋
車寄せ部分の屋根
玄関
二階建て建物部分と一部三階建て塔屋
三階建て塔屋
建物背面北側
玄関広場の一画に展示されていた鬼瓦。仔細は不明(^^;)
「四郷郷土資料館」から一段高い場所に設置されていた、コンクリート造の「火の見櫓」。元々そうだったのか、それとも時代の背景が金属仕様を許さなかったのか・・いずれにしても、コンクリート造の「火の見櫓」と言うのは私には珍しい。
四日市市室山町にある「合資会社:旧笹野酒造 酒蔵」
500石に満たない極少量生産の笹野酒造。ここで生み出された酒は全国鑑表会金賞受賞の常連だったとか・・・残念ながら2008年3月31日をもって廃業されました。
訪問日:2011年4月10日
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