旧郡上郡和良村(わらむら)は岐阜県のほぼ中央に位置した村です。郡上郡明宝村・八幡町、益田郡金山町に隣接。飛騨川、長良川の両河川に挟まれた山間の村で、総面積の95%が山地、5%が平地をなす和良盆地を形成しています。和良の地名が歴史に出てくるのは斉衡2年(855)が最初、本格的に開拓されたのは鎌倉時代。承久3年(1221)、東胤行が郡上郡の支配を始め、東南部の和良を支配下におさめ、江戸時代にはいると旗本領と天領に分かれて統治されました。村内には「天岩戸」伝説にちなむ名所が数多く残されており、また、和良町鹿倉の東洞岳を源とする「和良川」は、国の特別天然記念物のオオサンショウウオ生息地としても知られています。「村の木:ベニドウダン」を制定。
旧キャッチフレーズは「ようこそ!宝の村 和良村」
道の駅で見たオオサンショウウオのポスター、何と秀逸で素敵なデザインでしょう。これなら自宅に飾りたい。
明治22年(1889)、町村制の施行により、郡上郡下洞村・法師丸村・三庫村・横野村・野尻村・宮代村・鹿倉村・土京村・宮地村・方須村・沢村が発足。
1894年、下洞村、法師丸村、三庫村、横野村、野尻村、宮代村、鹿倉村、土京村、宮地村、方須村、沢村が合併、郡上郡和良村が発足。
2004年3月1日、八幡町・白鳥町・高鷲村・美並村・明宝村と合併、郡上市和良町となりました。
マンホールには 和良川の「鮎」と、「村の木:ベニドウダン」がデザインされています。
昭和49年(1974)10月14日制定の村章は「和良村の「ワラ」を図案化、「ラ」 は緑の山林を表し、平和、信頼、 協力、勤労、健康、明るい村勢発 展を表現したものです。」合併協議会資料より
撮影日:2012年5月20日
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