昨日に続いての「鷲原八幡宮」、二日目は境内のあれこれの紹介。
年に一度「鷲原八幡宮」で開催される「流鏑馬神事」。「鷲原八幡宮流鏑馬馬場」は、日本に現存するものとしては最古の姿を残すものと云われ、吉見氏時代に「鶴岡八幡宮」の馬場を模して作られました。全長約270メートルの流鏑馬馬場は、日本において唯一原形を留めている馬場として、昭和41年に史跡に指定されています。
桜舞い散る流鏑馬の馬場で、鎌倉時代の装束に身を包んだ射手が3つの的を次々と射抜いていく。 それはまさに神事の名に相応しく雅にして勇壮。引き絞られた弓から放たれる矢には、武人である神への畏敬が籠められているのです。
「今上陛下御観覧記念」碑。
御本殿向かって左手に鎮座される「稲生社」。御祭神は『宇迦之御魂神』。
鎮守の杜近くに鎮座される「淡嶋神社」。紀国(和歌山県)加太に鎮座される「淡嶋神社」よりの勧請。
拝殿内に設けられ棚に並ぶ沢山の人形たち。例大祭の7月3日には、納められた人形たちの供養が行なわれます。
「淡島神社」左手に鎮座される「客(まろうど)社」。「客社」とは、他の地域から来訪しその土地で信仰されるようになった神を祀る社を言います。
淡島神社後方に聳えるのは、樹齢一千年を越えるという「御神木:大杉」
境内一角に建立された石碑には、『三浦紫畹(しえん)』の筆になる梅の絵。背面には『大国隆正』の父である『今井天柱(護斎)』の碑文が刻まれていると言う事ですが、既に苔に覆われて久しい碑。刻まれた絵も碑文も、私たちには判別できません。
最後までよく分らなかったのは石碑の台座に使われたデザイン、梅の古木を模しているのか・・それともいわゆる神獣と呼ばれる物なのか・・・いまだに謎。
境内に見かけた碑。「やぶさめや 匂う美・・・・」(後は不明)
【〇秋の 恥を〇〇に故郷へ 添えよと祈る八十四の姥は】(〇部分不明)
参拝日:2012年11月日&2019年4月17日
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鷲原八幡宮境内由緒より、御祭神『譽田別命・玉依姫命・息長足姫命』
配神『国常立命・素盞嗚命・天於受女神・水波女命・事大主命・佐陀比古神・大国主命・迦具土命・宇迦能魂命・小彦名命・大山祇命・菅原道真公・ 蛭子神・新田義興公・吉見頼行公』
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