車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

隠津島(おきつしま)神社 in 福島県郡山市喜久田町

2024年10月03日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・福島県

郡山市喜久田町堀之内宮に鎮座される「隠津島(おきつしま)神社」。御祭神は『武御雷之男神(たけみかづちおのかみ)』

「延喜式内(約1170年前)の古社で、社殿は時の国守により創建。伝記に当時の街道は安積山の東を走り、 その麓には安積沼が大海のように広がり、住民は点在する島々に住んでいた。 その一つが安根が島、その上にあるのが上伊豆島、下を下伊豆島、沖にあ るのを隠津島と言った。島の西には安積山がそびえ、獣や蛇が多く住み、田畑に害を与え、時に人や家畜まで襲い、また日照りや長雨で悲惨を極めた。時の国守は命を下して斎場を隠津島に建て、武御雷之男神を奉斎、地名を 冠して隠津島神社と稱え、万民が世の平安と五穀 豊穣を祈った。神社内にある冷泉左中将為久卿、烏丸左中将光 榮卿の社頭奉納和歌三首もこの時のものかと思わ れる。~中略~安積郡三社の一とされ、明治39年県社に列格」神社由緒より

明治12年(1879)、建立の社殿

拝殿前左右より神域を守護されるのは背に仔狛を乗せる吽形さん、毬に手を重ねる阿形さんの一対。いわゆる福島型と呼ばれるタイプで、盛られた毛並み、流れる尾、半ば宙に浮かせた互いの前足に特徴があります。

足の下からいつの間にか這い出して親狛の背中に噛り付く仔狛・・と思ったのですが・・

吽形さんの右足の下にも大人しくうずくまる仔狛の姿が見えます。玉を思わせる見開いた眼、分厚い唇等々・・神獣巡りを楽しみとするご亭主殿、前に後ろにと走り回っています😅

境内の一画に保存される倒壊した鳥居。保存された往時を語る爪痕は、むごく胸に刺さり、私たちはただ手を合わせるのみ🙏🙏

参拝日:2015年6月26日

コメント (2)
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