岐阜県各務原市鵜沼三ツ池町に鎮座される「神明神社」。御祭神は『天照皇大御神』。
鳥居の内、拝殿前に愛知県の神社によく見かける「 石造り連子窓型蕃塀(ばんぺい)」が置かれています。岐阜県の神社では、多分今回が初めてではないかな?
「本神社は安永五年正月の創建にして、相当古き社なり。尚詳細由緒については不詳」岐阜県神社庁HPより
石段の上、玉垣の中に拝殿。
拝殿下の左右より神域を守護されるのは、大正11年10月建立の浪花系の狛犬さん一対。吽形さんは仔狛に何かせがまれて困惑顔。阿形さんは毬を手に暢気に笑っています。
吽形さんが困り顔なのは前足にぶら下がって離れない仔狛の所為ばかりではないようで、ほら背中の上にも可愛い仔狛が。これはきっと背中の争奪戦の結果なのかもしれませんね(笑)
石段の上、本殿神門前左右より神域を守護されるのは、やや気弱な顔立ちの浪花系狛犬さん一対。仔狛に抱きつかれて憮然とした表情の吽形さん。折角用意したまりに見向きもされないで困った顔の阿形さん。
多分・・仔狛にとってこの位置は、毬なんて比べ者にもならない程の特等席なのでしょう。
三巴紋の腹かけをした御神馬、今回の各務原市内神社巡りでは二例目の御神馬です。
御神木
「竹山壽夫翁頌徳碑」
境内の一画に祀られていた「山神」碑と、どなたか判りかねる「神像」一基。
参拝日:2010年11月27日
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