各務原市各務おがせ町に鎮座される「神明神社」。御祭神は『天照大神』。
「創建年月及縁由不詳」岐阜県神社庁HPより
御本殿の左右にはそれぞれに祠が鎮座されていますが、神社庁のページにあるように、由緒・由来に関するものが一切なく、御社名と御祭神以外、何もわかりません。
御本殿前より神域を守護されるのは、先の「白鬚神社」で対面した狛犬さんとそっくりの浪花系の狛犬さん一対。特に吽形さんの口元の特徴が瓜二つ。
足元の仔狛はいませんが、背中にべったりと張り付いた仔狛さん。この満足そうな顔が、狛犬ファンには溜りません😄
神楽殿を兼ねていると思われる開放的な拝殿。
神社の前には、龍神が住むと言われる「苧ヶ瀬(おがせ)池」があり、池の中央には「八大竜王堂」が祀られています。
池は灌漑用のため池ですが、奈良時代の宝亀年間(770年頃)に一晩で出来た言い伝えられ、築造時期は定かではありません。またこの池はどんな時にも枯れることはく、大蛇、龍神が棲み、竜宮城の入り口があるとも云われ、その為、苧ヶ瀬池の鯉は神の使いとされています。
龍神が住むという伝説により、古くから信仰の対象とされた苧ヶ瀬池。池の周囲には「八大竜王本殿」「八大白龍大神」「薬王院」「苧ヶ瀬神社」など数多くの寺社が建立されています。
神明神社の近くにあった地蔵堂。居心地の良い空間は、どの石仏も大切に祀られているのが本当に良く分かります。
私たちが参拝したのは「八大竜王本殿」だけですが、そこで驚くほど沢山の猫さんに出迎えられてびっくりしました。どの子も人懐こく毛艶も目もとても綺麗で大切に保護されている様子・・・思わずお賽銭袋の紐が緩んでしまったのは当然の成り行き、もうこれはどうしようもありません💖
参拝日:2010年11月27日
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