交野市倉治に鎮座される「機物(はたもの)神社」、御祭神は『天棚機比売大神(あめたなばたひめかみ)(織姫)・栲機千々比売神(たくはたちぢひめのかみ)・地代主大神(ことしろぬしおおかみ)・八重事代主神』。
『天棚機比売大神(あめたなばたひめかみ)(織姫)』
「当神社の創建の年代は詳らかでないが社伝によると 文明八年三月に神祇林管領であった ト部兼倶の奉幣があり 元亀三年に 織田信長の軍勢狼籍陣取放火 寄宿禁制があったと云ふ 天正元年十一月信長は神境を東西二百六十間南北六十七間余に定められ且つ神職十六人の席次も定められた 天正十年六月に 明智光秀は武運長久を祈願して 初穂料白銀百枚を 奉納された記録がある 翌七月には 豊臣秀吉は 信長の先例に倣って制札を建て同十六年四月より永く 神饌米百俵を奉納されたのである 文禄三年五月には豊臣秀次は武運長久大満願成就感応に依って 神殿を新造され神饌料として蔵出米一千俵を奉納さ れた記録も残っている。」境内案内より
二の鳥居脇に建立されていた句碑
【 棚機(たなばた)の 五百機(いほはた)立てて織る布の 秋さり衣 (ごろも)誰(たれ)か取り見む 】
奉納石灯籠一対
参道を覆い尽くすばかりに枝を広げる御神木
「注連石」の中からがより深い神域となります。
【 一年に 一夜と思えど たなばたの 逢ひ見む秋の 限りなき哉 】『紀貫之』
三の鳥居と拝殿
拝殿の正面左右より神域を守護されるのは、いずれも個性豊かな三対の狛犬さん。玉垣の一番近く、あまり見かけないタイプの狛犬さんですが、その表情のユニークさはめったにお目にかかれるものではありません。
典型的な浪花タイプの狛犬さんは昭和十二年十二月吉日建立。吽形さんは手に仔狛をじゃれつかせ、阿形さんは玉を手にとっときの笑顔で参拝者を迎えます。
文化七年(1811)建立の狛犬さん。吽形さんの噛み締めた口元が何かを訴えているような。それを見て「大丈夫さ~」と笑い飛ばす阿形さん。最高のコンビです。この三対の狛犬さんに再会したくて、二度目の参拝を決めました。
本殿・覆い屋
「境内社:東宮」
「境内社:西宮」
「伊勢神宮遙拝所」
拝殿向かって右手にある東神門は絵馬殿も兼ねているようです。
奉納絵馬
機織機とおりひめちゃん
拝殿正面に位置する南神門、駐車場からの参拝はこの神門を潜ります。
参拝日:2015年9月29日&2021年11月25日
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御神名一口メモ
『天棚機比売大神(あめたなばたひめかみ)(織姫)』、『天照大御神』が天岩屋に隠された際、大神に献上する為の「神衣和衣(かむみそにきたへ)(神様が着る衣服)」を織った神。
『栲機千々比売神(たくはたちぢひめのかみ)』、造化三神の一柱『高木神』の娘。『天忍穂耳命』の妻で、『天火明命』・『邇邇芸命』の母神。
何か特別な、それでいてとっても親しい扱いをされますよね
恋をするし 夫婦になるし 子を成すし
しかも浮気(笑)も為さるし
兄弟げんかもするし 親友も作るし
それだけ 人の心に近しい存在なんだなと思います。
だって「困った時の神頼み」なんて言葉が
普通に諺になる国ですから(〃∇〃)
新作に心血を注がれているまかろんさんの心を潤す事が出来るなら
「力水」一杯、一杯お届けします!!
なんと歴史のある神社なのでしょう。
あらためて、日本の奥深さに感激いたします。
造化三神ってお子さんがいらしたのですね。
しかもそれがまたご結婚されて、子供が・・?
頭がくらくらする展開です。
ここまで詳細に設定があるということは、
古代の実在の豪族かなにかだったのかもしれない・・といま思ったのですが、
不敬でしょうか。
tibinekoさんを不快にさせる考えでしたら、撤回します。
信州のマンホールの方、やっぱり相互フォローでしたか!
やっぱりね!!
すみませんでした。
他の記事も素敵だったので、私もフォローしました。
信州って、なにか全体的にご神域のような清らかさを感じます。
山の霊気かもしれません。
信州なら、グラコロバーガー(最新の記事でした😅)もありがたく見える!!
tibinekoさんの信州記事も拝見しました。
マンホール、カッコよかったです。
作品に応援を、ありがとうございます。
プレッシャーというより、力水です。💪
ありがとうございます。あきらめずに進めます。
tibinekoさんにお見せするのが楽しみです🙏
どうぞゆるりとお過ごしください😊