突然スイッチが入る
突然家に帰るからとか
予約してあってとか
車椅子を自走して動き始めたり
歩行器を使って歩き始めたり
もちろんお家まで一人で帰れるわけもなく
予約もしてあるわけでもなく
お家に帰りたくなるのはご家族の面会の後であったり
予約はよく聞いてみるとご自身の持ち物が見当たらなくてそれが予約に変化して行ったり
テレビを見ていて何かを思いだしたりと理由はいろいろ
理由もなくスイッチが入るわけではありません
基本は傾聴と付き添い
探し物は案外ご自身のポケット中や身近にあることが多く
歩いていたり動く方も話しを聴きながらついているとそのうちに疲れも出てきて気持ちも収まったりまた関心を別のことに向けるための話掛けに答えるようになって落ち着くことも
たいせつなのは否定をしないこと
人手不足もあり介護の職員が一人でずっとついているわけにはいかず、そんな時には看護師やケアマネの出番困った時のケアマネということで事務所に来てもらってお話しを伺ったり、傾聴しながら付き添ったり
時には外にお連れして気分転換をしていただいたり、ソファーに腰掛けていただいて寄りそうことも
基本は傾聴と寄り添いですよね
たぶんこれは冷静に観察することでできるのだと思う。
そこに何らかの感情が入ってしまうとこじれてしまいます
認知症ケアには理想がありますが理想通りにいかないことも多々あります。理想に近づけるのがケアのプロとしての誇りですね