地底人の独り言

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贈呈式に参加

2019年02月26日 | 読書

今年の坪田譲治文学賞は八重野統摩著『ペンギンは空を見上げる』

 風邪でダウンして、寝たきり状態からソロリと社会復帰。

 今月23日に、シンドクて少しだけ迷ったが、私が大切に思っている坪田譲治文学賞贈呈式に参加した。この文学賞の事務局を担当させていただいた5年間は、まさに至福の時だった。楽しかった、そして嬉しかった。

 さて今年の第34回受賞作は、八重野統摩著『ペンギンは空を見上げる』(東京創元社刊)だ。1988年生まれの好青年。

 そして、この日は中脇初枝さんの「みんないい子」と題した記念講演もあった。中脇さんは『きみはいい子』で第28回の坪田譲治文学賞の受賞作家で、今は同賞の選考委員ともなっていらっしゃる。

 その中脇さんは今もう一つのライフワークとして、民話の採話&語りをされている。講演の中でも、出身地である高知の、出だしは岡山の桃太郎話と同じ民話を語っていただいたりもした。中脇さんの生い立ちから語られ、民話の世界について語られた。もう少し長く聴いていたいと思う素晴らしいお話しだった。ホント、とてもステキだった。

 にしても、今回の受賞作は、これまでにはないミステリー作品。選考委員会では「見事に意見が分かれ、ときに声を荒げる場面も生じるほど」(阿川佐和子さんの選評より)だったようだ。その選考委員会の様子、生で聞いてみたかったという思うが強い。

 ともあれ、岡山市民のみなさんが、坪田譲治文学賞を大切に育てて欲しいと心から願う。来年の贈呈式には、是非とも参加してみて欲しいと思う。

コメント
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