ごあいさつ
いつも訪問してくれてありがとう。
「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。
是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。
今後ともよろしくお願いします。
今年の坪田譲治文学賞は八重野統摩著『ペンギンは空を見上げる』
風邪でダウンして、寝たきり状態からソロリと社会復帰。
今月23日に、シンドクて少しだけ迷ったが、私が大切に思っている坪田譲治文学賞贈呈式に参加した。この文学賞の事務局を担当させていただいた5年間は、まさに至福の時だった。楽しかった、そして嬉しかった。
さて今年の第34回受賞作は、八重野統摩著『ペンギンは空を見上げる』(東京創元社刊)だ。1988年生まれの好青年。
そして、この日は中脇初枝さんの「みんないい子」と題した記念講演もあった。中脇さんは『きみはいい子』で第28回の坪田譲治文学賞の受賞作家で、今は同賞の選考委員ともなっていらっしゃる。
その中脇さんは今もう一つのライフワークとして、民話の採話&語りをされている。講演の中でも、出身地である高知の、出だしは岡山の桃太郎話と同じ民話を語っていただいたりもした。中脇さんの生い立ちから語られ、民話の世界について語られた。もう少し長く聴いていたいと思う素晴らしいお話しだった。ホント、とてもステキだった。
にしても、今回の受賞作は、これまでにはないミステリー作品。選考委員会では「見事に意見が分かれ、ときに声を荒げる場面も生じるほど」(阿川佐和子さんの選評より)だったようだ。その選考委員会の様子、生で聞いてみたかったという思うが強い。
ともあれ、岡山市民のみなさんが、坪田譲治文学賞を大切に育てて欲しいと心から願う。来年の贈呈式には、是非とも参加してみて欲しいと思う。