一昨日・5日の朝日新聞朝刊(岡山は朝刊紙か配達はなし)の「折々のことば」(鷲田清一)欄に、「状況を説明するために作り出された話がいつの間にか『本当の話』になる」(松井彰彦)が紹介されていた。
私も似たような経験がある。それは、私の言葉足らずによるものだが。私は12日24日のクリスマスイブに、救急車にて搬送された。
その日、「みんなの食堂たかしま」の開設を終え、いつものスタバでまったりした後、自宅に帰って咳が止まらなくて救急車を呼び、人工呼吸器が装着され手の治療となった。家族には「厳しい状況、覚悟してください」との説明があったそうだ。
そうした経験を、「スタバ三途の川店で幸いにもあの世への船がこなくて、この余に戻ってきた」と表現した。するとどうだろう、「スタバで倒れて、救急車で運ばれた」との話になっていた。幾人かの方から、そのようにお聞きした。事実は、自宅で倒れたのだが。
まだ退院して1ヶ月も経過していないので、いつも病魔に襲われたことが私の頭の中にある。いつもいつも同じことを書き、申し訳なく思う。ただ、もう少しだけ続くかも。お許しを。