ダルビッシュ有投手のメジャーリーグ挑戦に向けて、彼の精進に大きな拍手を送る
今朝のスポーツ紙は全て、ダルビッシュ有投手のポスティングシステムを利用しての、レンジャーズとの契約合意を伝えている。所属していた日本ハム・ファイターズの本拠地のある北海道では、号外も発行されている。一プロ野球選手のメジャーリーグ入りに号外とは驚きだ。是非とも頑張って欲しい。
さて、このダルビッシュのメジャリーグ行きに関して、彼の努力を読んで、そのクレバーさとその精進ぶりに、まさに「あっぱれ」の言葉をかけさせていただく。
昨シーズンの最終戦に登板すれば、楽天・田中将大の並んで最多勝のタイトルが取れる可能性があったのに、「田中に譲る」として登板を回避したことは記憶に新しい。日本で最多勝の勲章もひっさげてのメジャー挑戦は誰しも考えることだと思ったのだが。
だが、ダルビッシュが拘ったのは、「米球界が求める成績=単純な勝ち星よりも安定性」だったとの報道を読んで、最終戦回避の態度が納得できた。防御率、奪三振、与四球、被本塁打などが、ダルビッシュが最も意識した数字だそうだ。
そうした実績を、ダルビッシュの代理人は、A4用紙300枚にもわたる詳細なレポートとして、レンジャースに提出し、結果として6年6000万ドルの年俸総額を勝ち取ったと言えよう。
さて、米球界では、「1年目は勝利数よりも、『6回3自責点』というメジャー流のノルマ、『クオリティスタート』をどれだけ出来るかがポイント」という記事にも接する。
野茂に続いてたくさんの日本人選手が米球界へ挑戦しているが、これまで阪神に在籍した井川など、少なくない選手が苦汁をなめている。是非ともメジャーリーグでも、大活躍して日本人選手の評価を高めて欲しいと心から願う。ダルビッシュならやってくれそうだ。
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