もう何度目になるのだろうか、バレー「白鳥の湖」に酔いしれた
まだ若い頃の話だ。私にも、美少年の時代はあったのだ。就職して間もない頃、職場の先輩の女性に誘われて、広島へ行きモスクワ芸術座の舞台を観た。友人と、倉敷で山海塾の公演を観て衝撃を受けた。森下洋子の「白鳥の湖」を観て、ワクワクした。いずれも、忘れられない思い出だ。
その後、バレー公演を何度か観てきた。貧しい暮らしだが、結構たくさんのバレー公演を観てきた。演目で最大見たのは、やはり「白鳥の湖」だ。森下洋子、草刈民代などの「オデット/オディール」に感動してきたし、たくさんの外国のバレー団の「白鳥の湖」を観てきた。
昨夜も、このところ恒例となっている「キエフ・バレー」の「白鳥の湖」を観た。もう、この演目は10回以上も観てきているだろう。それでも、毎回新鮮な気持ちで鑑賞できるし、酔いしれる。実に優れた作品だ。そして、生演奏が心に響く。何度観ても、新鮮な感動がある。
それにしても、岡山の地で、バレー公演やオペラ公演を楽しめることを、とても嬉しく思う。こうした公演を主催している「岡山音協」あればこそと、深く感謝している。
ただ、こうしたバレーやオペラの公演をいつまで楽しめるのだろうか?貧しい暮らしであり、そろそろこうした鑑賞も、引退の時期を迎えていると思えてきている。
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