みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

夏休み九州旅行2013 その9「おれんじ食堂でのすばらしき旅 前編」

2013-08-14 21:20:45 | 乗り鉄
7/30-8/3で行ってきた九州旅行の続きです。 8/1の朝、熊本の水道町から上熊本経由で新八代に到達。ここから鹿児島中央を目指して南下しますが、ここで今回の旅の目的の1つ、肥薩おれんじ鉄道が今年から運行する観光列車「おれんじ食堂」へ乗車します。 肥薩おれんじ鉄道は、鹿児島本線の八代ー川内を引き継いで、2004年に開業した第三セクターの鉄道です。八代ー川内は鹿児島本線でも閑散区間であり、ほとんどが単線となるこの区間では営業が厳しいことは開業前から言われており、このため経費削減策として交流電化しているにもかかわらず、列車はディーゼルカーでの単行運転が基本となりました。(貨物列車はED76形やEF81形が牽引するので、現在でも電気機関車が走行しています) その肥薩おれんじ鉄道ですが、これまで目玉となる列車も無く、一方で第三セクター最長の営業距離116.9km(2006年までは廃止された北海道ちほく高原鉄道の方が長かった)を良い意味で生かせていませんでした。この区間はかなりの部分で海沿いを走っており、景色はとても良いのです。鹿児島本線は門司港-八代ではほぼ町中か山の中を走っており、景色が良いとは言えませんが、この区間は乗り鉄で全国を乗った私がお勧めできるほど、景色の良い区間です。反面、乗車距離が長い上に、最高速度が100km以下のため時間はかかります。ならば、これを逆手にとって楽しむ列車があっても良いのではないか。その答えが「おれんじ食堂」だったわけです。 . . . 本文を読む
コメント (2)