9月にありましたシルバーウィーク。この先頭の9/19-21の3日間で岩手、秋田へ行ってきました。
今回の目的は、第一に昨年の東北旅行では行けなかった場所に行くこと。そして「SL銀河」に乗ることでした。
まずは9/19の朝に東京駅で「はやぶさ」に乗り、盛岡を目指します。「SL銀河」の始発駅は東北本線/釜石線の花巻駅ですので、人によっては新花巻から乗ると思いますが、どうせ乗るならちゃんと始点から終点まで乗りたいので、わざわざ盛岡まで行ってから、花巻まで東北本線で戻るわけです。途中の花巻空港駅では、入線待ちの「SL銀河」ともすれ違いました。
ホームに上がって、まずW7系「はくたか」を撮影。そういや、W7系初めてですね。E7系は散々見ましたが。見た目一緒ですけどね
ピンク帯になったE4系「Maxたにがわ」。E4系も近い将来の全廃が予定されていますね
在来線ホーム停車中のE231系
朝の東京駅に入線するE5系「はやぶさ」
先ほどのE231系の次の電車とE5系が同時に入線
盛岡にて。田沢湖線用の701系5000番台。細い白帯が目印です
701系に乗り換えて、花巻へ移動します
花巻空港駅で「SL銀河」の編成とすれ違いました
701系で花巻駅到着
釜石線を走ってきた快速「はまゆり」のキハ110系と一緒に。かつては急行「陸中」だったんですよねえ
走り去るキハ110系の4連。4連運用って他の地区では見たことが無いような。水郡線であったっけな?
さて、花巻空港駅で待機していた「SL銀河」がいよいよ花巻駅へ入線してきます。
「SL銀河」は岩手県営運動公園に静態保存されていたC58 239を2012年に復元作業を行い、2013年に車籍復帰。JR北海道から購入した元50系客車のキハ141系気動車4両を客車として、花巻ー釜石の釜石線で運行を開始したものです。
ほとんどのSL列車は土日に1日1往復の運転なのですが、この「SL銀河」は土曜日に花巻→釜石、日曜日に釜石→花巻と運転が少ないため、昨年の訪問時はダイヤを合わせて移動することを断念しました。
今年はこの列車を基準に予定を組んだので、釜石までののんびりした旅路を楽しむことがで来ました。
SLの到着を待つ間、到着ホームでは歓迎の太鼓が
花巻空港側からキハ141系を先頭に姿を現しました。キハ141系と名の付くとおり、客車では無く厳密には気動車です。なので、エンジンによる運転は可能なのです
花巻駅に入線する「SL銀河」
到着しました
秩父鉄道でC58 363を何度も見ていますが、C58 239を見たのは今回が初めてです。東京近郊での試運転まで追っかけていなかったので
50系客車は元々セミクロスの一般形客車として製造されました。1977年から製造された比較的車齢の若い客車でしたが、1990年代には電車や気動車に置き換えられて次々と消滅し、一部はキハ141系やキハ33形への気動車か改造を受けました。そのキハ141系はJR北海道で主に札沼線(学園都市線)で通勤輸送に用いられてきましたが、札沼線の電化によって一部が室蘭本線へ転用されて物の、余剰になった車両も多く、そこでSL復活に際して客車が必要になっていたJR東日本が元客車のキハ141系を購入して、客車兼気動車として使うことになりました。完全な客車に戻さなかったのは、釜石線の勾配区間をC58形だけで牽引するのが厳しいためとのことです。
キハ141系。青くなりましたが、前面に元車の雰囲気は残ってます。側面はかなり装飾を施していて、ジョイフルトレインらしい姿です
車内の様子です。木材を多用した車内で赤い生地のボックスシート
窓の所にはこんな装飾が施されています
4号車にはギャラリー、ショップがあります。ちなみに、私は4号車の座席でした
ショップの様子
車内には様々な展示物が有り、車内予約のプラネタリウムもあります
花巻駅に到着。ここから新幹線からの乗り換え客を乗せ、釜石までののんびりした旅の始まりです
次回も「SL銀河」での旅の様子を紹介します。
今回の目的は、第一に昨年の東北旅行では行けなかった場所に行くこと。そして「SL銀河」に乗ることでした。
まずは9/19の朝に東京駅で「はやぶさ」に乗り、盛岡を目指します。「SL銀河」の始発駅は東北本線/釜石線の花巻駅ですので、人によっては新花巻から乗ると思いますが、どうせ乗るならちゃんと始点から終点まで乗りたいので、わざわざ盛岡まで行ってから、花巻まで東北本線で戻るわけです。途中の花巻空港駅では、入線待ちの「SL銀河」ともすれ違いました。
ホームに上がって、まずW7系「はくたか」を撮影。そういや、W7系初めてですね。E7系は散々見ましたが。見た目一緒ですけどね
ピンク帯になったE4系「Maxたにがわ」。E4系も近い将来の全廃が予定されていますね
在来線ホーム停車中のE231系
朝の東京駅に入線するE5系「はやぶさ」
先ほどのE231系の次の電車とE5系が同時に入線
盛岡にて。田沢湖線用の701系5000番台。細い白帯が目印です
701系に乗り換えて、花巻へ移動します
花巻空港駅で「SL銀河」の編成とすれ違いました
701系で花巻駅到着
釜石線を走ってきた快速「はまゆり」のキハ110系と一緒に。かつては急行「陸中」だったんですよねえ
走り去るキハ110系の4連。4連運用って他の地区では見たことが無いような。水郡線であったっけな?
さて、花巻空港駅で待機していた「SL銀河」がいよいよ花巻駅へ入線してきます。
「SL銀河」は岩手県営運動公園に静態保存されていたC58 239を2012年に復元作業を行い、2013年に車籍復帰。JR北海道から購入した元50系客車のキハ141系気動車4両を客車として、花巻ー釜石の釜石線で運行を開始したものです。
ほとんどのSL列車は土日に1日1往復の運転なのですが、この「SL銀河」は土曜日に花巻→釜石、日曜日に釜石→花巻と運転が少ないため、昨年の訪問時はダイヤを合わせて移動することを断念しました。
今年はこの列車を基準に予定を組んだので、釜石までののんびりした旅路を楽しむことがで来ました。
SLの到着を待つ間、到着ホームでは歓迎の太鼓が
花巻空港側からキハ141系を先頭に姿を現しました。キハ141系と名の付くとおり、客車では無く厳密には気動車です。なので、エンジンによる運転は可能なのです
花巻駅に入線する「SL銀河」
到着しました
秩父鉄道でC58 363を何度も見ていますが、C58 239を見たのは今回が初めてです。東京近郊での試運転まで追っかけていなかったので
50系客車は元々セミクロスの一般形客車として製造されました。1977年から製造された比較的車齢の若い客車でしたが、1990年代には電車や気動車に置き換えられて次々と消滅し、一部はキハ141系やキハ33形への気動車か改造を受けました。そのキハ141系はJR北海道で主に札沼線(学園都市線)で通勤輸送に用いられてきましたが、札沼線の電化によって一部が室蘭本線へ転用されて物の、余剰になった車両も多く、そこでSL復活に際して客車が必要になっていたJR東日本が元客車のキハ141系を購入して、客車兼気動車として使うことになりました。完全な客車に戻さなかったのは、釜石線の勾配区間をC58形だけで牽引するのが厳しいためとのことです。
キハ141系。青くなりましたが、前面に元車の雰囲気は残ってます。側面はかなり装飾を施していて、ジョイフルトレインらしい姿です
車内の様子です。木材を多用した車内で赤い生地のボックスシート
窓の所にはこんな装飾が施されています
4号車にはギャラリー、ショップがあります。ちなみに、私は4号車の座席でした
ショップの様子
車内には様々な展示物が有り、車内予約のプラネタリウムもあります
花巻駅に到着。ここから新幹線からの乗り換え客を乗せ、釜石までののんびりした旅の始まりです
次回も「SL銀河」での旅の様子を紹介します。
羨ましい限りです。
SL銀河は昨年春に機関車牽引でしたが上野への送り込みの時に見ました。車内にはプラネタリウムがあったりして楽しさ抜群ですね。
旅の続きを拝見させて戴きます。
SL銀河、乗って良かったですね。ダイヤ設定が微妙な列車ですが、乗る価値はありました。
東京から乗りに行くにはちょっと遠すぎるのが難点ですが、また機会があれば乗りたいところです。