みやしたの気まぐれblog

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夏休み九州旅行2013 その5「熊本からA列車で行こう」

2013-08-04 17:29:22 | 乗り鉄
7/30-8/3で行ってきた九州旅行シリーズの5回目です。

7/31の朝に西鉄福岡(天神)から、大牟田までやってきて、JR九州の鹿児島本線へと乗り換えます。
かつては、特急「有明」や「つばめ」が頻繁に停車していた福岡県南部の町大牟田。九州新幹線の鹿児島ルート全通後は、新大牟田駅ができたことで、大牟田駅はずいぶんと寂しくなった気がします。
やってくる列車は、普通列車や快速列車ばかりで、朝夕のみ特急「有明」の運行も残っていますけど、日中の利便性低下は甚だしいですね。
実際に新大牟田駅は、大牟田駅からはかなり遠く、鹿児島本線では銀水駅が一番近い物の、西鉄東甘木の方がもう少し近い。それでも2km程離れているので、博多方面に出るには快速利用か西鉄特急が中心になります。

今回は、ここからさらに南下し、鹿児島本線の普通列車で熊本まで南下しました。特急「つばめ」「リレーつばめ」「有明」では何度も通った区間ですけど、普通列車ではやはり時間が長いことだけを感じました。ここから上熊本手前までの沿線は住宅地よりも田園地帯や山間部が多く、景色としても別段絶景というわけでも無いので。


大牟田駅の東口

駅の外に三池炭鉱関連施設の世界遺産登録を目指す看板が立っていた。4年前に文化遺産の暫定リストに入っているらしい

駅の東口改札前にこんな巨大ケースが

中にはこんな龍のような物が。ロボ大蛇とはなっていたけど

1番線ホーム上に、もう1つありました。地元のお祭りの物なんでしょうね

2,3番線ホームにて。屋根は古く、木造です

駅名標

大牟田は貨物駅でもあるので、EF81形450番台が1両いました。JR化後に製造されたEF81形ですね

ホームにあった、787系乗車目標。最大11連運行だった頃が懐かしい。今の大牟田駅は、旅客列車は最大でも9連までしか入らないだろう。日中は2連や3連の列車が行き来するのみ

1番線の熊本寄りには、貨物駅のホームがある

813系1100番台がやってきた。先頭部のみデコがでっぱった独特形状

その後にやってきたのは初期車の0番台。先ほどの最後期車である1100番台との比較になって面白い

ホームにあったキロポスト。門司港からだと147.5kmだと思うんだが、なぜ149なのだろう?線路付け替えとかで、営業キロが変わっても昔のままを残したのだろうか?

熊本までは815系の普通列車に乗車した。これで西鉄福岡からずっとロングシートだ・・・817系が来れば良かったのになあ

熊本駅に到着したら、すぐにホームを移動して乗り換えます。
ここまでは「旅名人の九州満喫きっぷ」を利用してきましたが、ここから三角までは特急「A列車で行こう」に乗車するので、この部分だけは別購入です。
特急「A列車で行こう」は三角線に観光特急を設定する目的でキハ185系を改造して投入された列車で、これまで「ゆふ」で使われていたキハ185系を改造しています。
赤色だった車両は、黒色と金色に塗られ(ステンレスなんですけどね)、車内はバーカウンターを設置したり、座席を一部付け替える等の大幅な改造を施しました。
以前に九州へ来た時には日程と時間の都合で乗車できなかったので、今回が初乗車になります。
隣のホームには、出発寸前のキハ183系1000番台「あそぼーい!」もいたので、こちらも写真だけ撮りました。今回は「あそぼーい!」には乗車しませんでした。


熊本駅到着時、望遠で撮影。露出補正ミスった

キハ183系1000番台「あそぼーい!」の姿が見える

かつてのSL列車「SLあそBOY」の名を引き継いだ観光特急「あそぼーい!」。流転する車両キハ183系1000番台にとって、これが安住の地になるか



発車直前の側面を何枚か撮影

走り去っていきました。そのうち乗りたいな、この列車も

さて、本題の「A列車で行こう」です


側面の様子。黒と金の2色で高級感があります

前面が黒いので、カメラ泣かせの車両です。やや薄曇りで白い空だったので、ダイナミックレンジがきつい

車内に入ります

1号車の座席の様子。シートモケットは全て交換済み

シートモケットの種類もいくつかあります

テーブルの形状はキハ185系の座席に合わせたままですが、木製の物に交換しています

さて、この列車の目玉である、バーカウンター




「A-TRAIN BAR」と名付けられたカウンターの近くにはソファも用意してありますが、座席指定はありません。かといって、自由席でも無いので(全車指定席)、指定席券を持って乗車している客が自由に座れる場所と言うことです。ステンドグラスもきれいで、大人の雰囲気




バーでは、客室乗務員のお嬢さん達が飲み物やデザート、お土産を取り扱います。ビールサーバーまであって、本格的ですね

地元産のジンジャーエールと、柑橘ゼリーを頂きました。どちらも美味しかったです

こちらは2号車。こんな車両ですが、お子さん向けの専用席も用意されています

2号車にはボックス化されたシートもあります。グループ利用向けですね

液晶の行き先表示機があります。最も、熊本、宇土、三角にしか止まらないので、あまり活躍の場がありませんけど




車内の小物やロゴ。こういったところは、水戸岡デザインの共通事項ですね

大人の雰囲気のこの列車で、三角へと向かいます。
以下、次回。
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2 コメント

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祝初乗車 (univ)
2013-08-05 00:12:51
アダルトトレインいかがでしたか?
列車好きでなくとも感嘆の声が出る車内でふよね。
ちなみにあれはハイボールサーバーなのです。
これだけ良い車両なんだから、30分少々の乗車時間じゃ勿体無い。
博多から通しで運行してくれれば良いのに。
ダイヤ的には余裕でしょうし。
返信する
Re: 祝初乗車 (みやした)
2013-08-05 07:10:53
>univ様
ビールでは無く、ハイボールだったんですね。
今の2往復ダイヤは、博多からは新幹線で移動してくださいという設定なんですよね。
新幹線の利用率を少しでも上げるための戦略なんでしょうが、やっぱり乗車時間が短すぎるので、いっそ八代発(熊本スイッチバック)にしてはどうかなあと思います。
返信する

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