5/3-6で行ってきた四国旅行シリーズ、第4回。
5/4の朝に高松にたどり着き、高徳線の特急「うずしお」で池谷まで行って、ちょっと鳴門線に寄り道し、池谷まで戻ったら再度特急「うずしお」に乗って徳島へ到着しました。徳島では乗り換え時間の合間に昼食用の駅弁を購入し、先ほど「うずしお」として乗車してきたキハ185系の特急「剣山」に乗車します。この特急「剣山」こそ、JR四国の看板車両の1つ「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結したアンパンマン列車です。
「ゆうゆうアンパンマンカー」は、キロハ186-2を改造した車両で、半室グリーンは座席を普通車扱いにしてシートモケットをアンパンマンに。普通車側は座席を全て取り払い、幼児向けのプレイルームへと改造した大胆な車両です。もちろん、室内は壁から天井までアンパンマンのキャラクターでいっぱい。これは幼稚園以下のお子さんなら喜ばないわけが無いという感じです。ちなみに、キロハ186-2から車番の変更は無く、普通車ながら「ロ」が付いている車両と言うことになります。
徳島運転所の車庫線から移動を開始したキハ185系
ホームへ入線するキハ185系特急「剣山」
中間車は「ゆうゆうアンパンマンカー」
後方に剣山色のキハ185系
側面には大きくアンパンマン
扉のあたり
さて、「ゆうゆうアンパンマンカー」の世界へ入ってみよう
普通車部分を潰し、半室をまるごとプレイルームにしている
プレイルームはまるごとアンパンマンワールド
座席側はもちろんアンパンマンシート。緑色のシートは、この車両だけだ
テーブルを降ろすとそこにはバイキンマンの姿が
このような車両だけに、ベビーカー置き場も設けられている
やなせたかしさんのサイン入りの壁
天井には高徳線の駅名が。メロンパンナちゃんの姿も
乗務員室はベビールームになっているようだ
こうして写真を撮っていると、すぐにプレイルームはお子様形でいっぱいになりました。
ベビーカー置き場もあるし、こういった車両があると親御さんも列車に乗らせやすいでしょうね。
なお、キロハ186-2は中間車ですので、前後にキハ185系の0番台と1000番台が連結されます。我々は、こちらの普通車の方に乗車しました。
こちら普通車の指定席シート。剣山色の方ですね
お昼御飯は阿波地鶏弁当。なかなか美味しかったです
列車は四国三郎の呼び名を持つ、吉野川の流れも時々見ながら、阿波池田を目指して走って行きました
阿波池田にたどり着き、ここで乗り換えです。
ここから南へ行けば高知、北へ行けば多度津ですが、今回は多度津へ向かいます。この日の宿泊地は松山。高松からわざわざ徳島経由で松山に行くという、この回り道ルートも、四国一周(ひとまず4県の県庁所在地に寄ってみる)という目的が故です。
ここから多度津まではわずかな時間ですが、ここにきてついに「バースデーきっぷ」の醍醐味、グリーン車への乗車となりました。
阿波池田に到着したキハ185系特急「剣山」。ちなみに「けんざん」じゃないよ、「つるぎさん」だよ
土讃線の1000形普通列車。この車両はトイレが付いているが、土讃線の普通列車はトイレが付いていないことが多いので要注意だ
N2000系を先頭に、2000系特急「南風」が到着。これに乗車する
2000系の先頭車1両が半室グリーン。なお、2000系など4桁ナンバーを採用している四国の車両には、いわゆる「キハ」とか「モハ」という形式が付かない
グリーン席はさすがにシートが良くて快適だ
一方、隣の半室はなんとアンパンマンシートだった。この車両(2006)はアンパンマン列車とは告知されておらず、ラッピングもされていない。隠れアンパンマンカーということになる
ちゃんと天井のラッピングもある。うーん、アンパンマン列車の代替車用なのかな?
多度津へ到着して、ここで再度乗り換え。ここからは特急「しおかぜ」です。
少し乗り換えの待ち時間もあったので、ちょっと駅から出て駅前の保存SLも撮影してきました。
「しおかぜ」は8000系電車でして、JR四国では一番豪華なグリーン席を満喫しつつ、松山へと向かいました。まあ、松山まで時間もあったので、ぐっすり寝ちゃいましたけど。
多度津へ到着した2000系「南風」
隣には113系がいた
松山方向を見ると、車庫に6000系と113系アラーキー列車、121系の姿があった
多度津駅の駅舎
駅前に保存されている8620形58685号機。製造会社こそ違うが、「SL人吉」の58654号機とは同時期の製造。デフや装飾の違いでかなり印象が異なる
121系の国鉄復元色車がやってきた
多度津駅の駅名標。ここは予讃線と土讃線の分岐駅
松山・高知側ホームの発車案内
こちら四国色の121系
8000系「しおかぜ」「いしづち」が入線した
こちらが自由席のシート
2色ある指定席のシート。木材を使用し、自由席車よりも高級感のあるシートになっている
指定席車はデッキも木材を使用しており、さながら九州の車両であるかのような印象を受ける
そしてこちらがグリーン席
リニューアルの際に、指定席車と同様に木材を多用した座席となった
背もたれの部分
テーブルも木製である
グリーン車は一番後方の車両だったので、誰もいない後方の運転席を覗いて撮ってみた
列車は瀬戸内海を横に見ながら、松山へと走る
松山に到着
特急を乗り継ぎに乗り継いで、到着したのは松山。
まだ日が落ちるまで時間があり、この後は、松山市内で路面電車を楽しみます。以下、次回。
5/4の朝に高松にたどり着き、高徳線の特急「うずしお」で池谷まで行って、ちょっと鳴門線に寄り道し、池谷まで戻ったら再度特急「うずしお」に乗って徳島へ到着しました。徳島では乗り換え時間の合間に昼食用の駅弁を購入し、先ほど「うずしお」として乗車してきたキハ185系の特急「剣山」に乗車します。この特急「剣山」こそ、JR四国の看板車両の1つ「ゆうゆうアンパンマンカー」を連結したアンパンマン列車です。
「ゆうゆうアンパンマンカー」は、キロハ186-2を改造した車両で、半室グリーンは座席を普通車扱いにしてシートモケットをアンパンマンに。普通車側は座席を全て取り払い、幼児向けのプレイルームへと改造した大胆な車両です。もちろん、室内は壁から天井までアンパンマンのキャラクターでいっぱい。これは幼稚園以下のお子さんなら喜ばないわけが無いという感じです。ちなみに、キロハ186-2から車番の変更は無く、普通車ながら「ロ」が付いている車両と言うことになります。
徳島運転所の車庫線から移動を開始したキハ185系
ホームへ入線するキハ185系特急「剣山」
中間車は「ゆうゆうアンパンマンカー」
後方に剣山色のキハ185系
側面には大きくアンパンマン
扉のあたり
さて、「ゆうゆうアンパンマンカー」の世界へ入ってみよう
普通車部分を潰し、半室をまるごとプレイルームにしている
プレイルームはまるごとアンパンマンワールド
座席側はもちろんアンパンマンシート。緑色のシートは、この車両だけだ
テーブルを降ろすとそこにはバイキンマンの姿が
このような車両だけに、ベビーカー置き場も設けられている
やなせたかしさんのサイン入りの壁
天井には高徳線の駅名が。メロンパンナちゃんの姿も
乗務員室はベビールームになっているようだ
こうして写真を撮っていると、すぐにプレイルームはお子様形でいっぱいになりました。
ベビーカー置き場もあるし、こういった車両があると親御さんも列車に乗らせやすいでしょうね。
なお、キロハ186-2は中間車ですので、前後にキハ185系の0番台と1000番台が連結されます。我々は、こちらの普通車の方に乗車しました。
こちら普通車の指定席シート。剣山色の方ですね
お昼御飯は阿波地鶏弁当。なかなか美味しかったです
列車は四国三郎の呼び名を持つ、吉野川の流れも時々見ながら、阿波池田を目指して走って行きました
阿波池田にたどり着き、ここで乗り換えです。
ここから南へ行けば高知、北へ行けば多度津ですが、今回は多度津へ向かいます。この日の宿泊地は松山。高松からわざわざ徳島経由で松山に行くという、この回り道ルートも、四国一周(ひとまず4県の県庁所在地に寄ってみる)という目的が故です。
ここから多度津まではわずかな時間ですが、ここにきてついに「バースデーきっぷ」の醍醐味、グリーン車への乗車となりました。
阿波池田に到着したキハ185系特急「剣山」。ちなみに「けんざん」じゃないよ、「つるぎさん」だよ
土讃線の1000形普通列車。この車両はトイレが付いているが、土讃線の普通列車はトイレが付いていないことが多いので要注意だ
N2000系を先頭に、2000系特急「南風」が到着。これに乗車する
2000系の先頭車1両が半室グリーン。なお、2000系など4桁ナンバーを採用している四国の車両には、いわゆる「キハ」とか「モハ」という形式が付かない
グリーン席はさすがにシートが良くて快適だ
一方、隣の半室はなんとアンパンマンシートだった。この車両(2006)はアンパンマン列車とは告知されておらず、ラッピングもされていない。隠れアンパンマンカーということになる
ちゃんと天井のラッピングもある。うーん、アンパンマン列車の代替車用なのかな?
多度津へ到着して、ここで再度乗り換え。ここからは特急「しおかぜ」です。
少し乗り換えの待ち時間もあったので、ちょっと駅から出て駅前の保存SLも撮影してきました。
「しおかぜ」は8000系電車でして、JR四国では一番豪華なグリーン席を満喫しつつ、松山へと向かいました。まあ、松山まで時間もあったので、ぐっすり寝ちゃいましたけど。
多度津へ到着した2000系「南風」
隣には113系がいた
松山方向を見ると、車庫に6000系と113系アラーキー列車、121系の姿があった
多度津駅の駅舎
駅前に保存されている8620形58685号機。製造会社こそ違うが、「SL人吉」の58654号機とは同時期の製造。デフや装飾の違いでかなり印象が異なる
121系の国鉄復元色車がやってきた
多度津駅の駅名標。ここは予讃線と土讃線の分岐駅
松山・高知側ホームの発車案内
こちら四国色の121系
8000系「しおかぜ」「いしづち」が入線した
こちらが自由席のシート
2色ある指定席のシート。木材を使用し、自由席車よりも高級感のあるシートになっている
指定席車はデッキも木材を使用しており、さながら九州の車両であるかのような印象を受ける
そしてこちらがグリーン席
リニューアルの際に、指定席車と同様に木材を多用した座席となった
背もたれの部分
テーブルも木製である
グリーン車は一番後方の車両だったので、誰もいない後方の運転席を覗いて撮ってみた
列車は瀬戸内海を横に見ながら、松山へと走る
松山に到着
特急を乗り継ぎに乗り継いで、到着したのは松山。
まだ日が落ちるまで時間があり、この後は、松山市内で路面電車を楽しみます。以下、次回。
アンパンカーは知らずに大人が乗ったら呆然としてしまいますね(笑)
やなせたかしさんの地方への貢献には頭が下がります。
「ゆうゆうアンパンマンカー」のラッピングも一度やり直していて、以前からある「南風」のラッピング車は今が5代目のラッピングだったかな。長くやっている関係で、JR四国も手を変え品を変えと、少しでも乗客を確保すべく奮闘していますね。
やなせたかしさんは他にも土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線のキャラクターデザインもしていて、地元高知の発展に尽力されてますね。