鹿児島出張で撮った写真 後編

鹿児島出張時に撮った写真の後編です。

鹿屋からバスで垂水港、フェリーで鴨池港まで着いた後、最初は鹿児島中央駅までバスで行こうかと思ったんですが、距離的に指宿枕崎線の郡元駅ないし南鹿児島駅が近いなと思い、タクシーで南鹿児島駅へ移動しました。ちなみに900円でした。ここからは、青春18きっぷを使います。使用期間に入ったものの、利用予定がまだ2回分しか決まっていなかったのと、仕事が無ければこの週末に使う予定でしたので、まあちょうどよかったんですね。

南鹿児島駅の入り口。手前の複線は鹿児島市電の物で、奥の坂が指宿枕崎線の駅舎に続く

鹿児島中央から山川行きの列車やってきたので、これに乗車した

行く先は乗車してから考えるというアバウトさで、ひとまず喜入駅へ行くことにしました。時刻表を見てみたら、喜入駅からちょうど「指宿のたまて箱」で戻れそう（18きっぷ使えないけど）くらいの感覚で降りたんですが、当の「指宿のたまて箱」は全車指定の特急列車でして、すでに全席埋まっておりました・・・。というわけで、駅で時間をつぶして後続の普通列車で鹿児島中央へ向かいました。

喜入駅到着時、キハ40形と行き違いに

喜入駅の駅舎。近年再整備されたような感じ

駅の待合室と改札

駅名標。喜入は「きいれ」と読む。めでたい駅名の1つで、入場券を買うと「祝・ご結婚」や「家内安全」「交通安全」などのハンコを押してもらえる

待ち時間に近くの踏切まで歩いて、折り返しのキハ200系を撮影した

キハ200系の車内。転換クロスシートだ

待ち時間に指定券の買えなかった「指宿のたまて箱」がやってきた。デビューして1年近く経つが、未だに大人気だ

指宿枕崎線の景観地。桜島がうっすらと見える

鹿児島中央駅では数分の乗り換え時間で、日豊本線へ。短い時間でしたが、改札外のキオスクで駅弁を購入し、817系の車内で昼食を取りました。鹿児島中央駅は駅売店が在来線改札内に無いのが不便ですね。新幹線側はたくさんあるんですけどねえ。まあ、18きっぷですから改札外に出るのは自由なんですが。

乗車した817系

駅弁は出水の有名駅弁屋「松栄軒」の「黒豚横丁」1100円なり

内容はバラエティに富み、ボリュームたっぷり。美味しかったです

鹿児島駅には側線に485系RED EXPRESS（にちりん用）が2本留置されていました。鹿児島車両センターでも姿が見られました。引退から1年近く経ってもまだ廃車解体が終わっていないようです

途中駅の竜ヶ水で行き違いのため停車

やってきたのはキハ47形・キハ147形「はやとの風」だった

日豊本線で隼人まで移動して下車します。ここから、肥薩線に入って嘉例川駅に行こうと思ったんですけど、乗り継ぎ列車は1時間以上ありませんでして、駅でだらだらと撮影しながら（と言っても、そんなに頻繁には列車は来ない）待つことにしました。

隼人駅。昔来た時に比べると姿が変わって整備された

待合室は和の雰囲気で、地元の伝統工芸品などを展示

ポスター掲示もしゃれてます

隼人駅のホームで撮影した817系。菜の花と一緒に

787系「きりしま」

折り返してきたキハ47形・キハ147形「はやとの風」。菜の花と一緒に

急ぐ必要も無かったので、この列車は見送りました

717系200番台。残り少ないですね

やがて時間が経って、肥薩線に乗車して嘉例川へ向かいます。嘉例川駅はすっかり有名になりましたが、100年以上前の1903年の開業時に建築された駅舎で、もはや駅自体が観光地と化している場所です。いつもはこの駅を通り過ぎてばかりだったんですが、今回降りてみたら、駅まで自動車で来る観光客ばかりで驚きました。おまえら、駅見たいなら列車で来いよ！ここから列車に乗るわけでもないんだから、JRにとっては全く収入にならん観光客だよなあ・・・（嘉例川は無人駅です）

側線にいたキハ47形が入線し、この列車で嘉例川へ向かいました。しかし片方はエンジン換装した8000番台でしたが、もう片方は九州では数少ないエンジン非換装・未強化の1000番台でした（よくこれで肥薩線昇るなあ）

嘉例川駅に到着したキハ47形

駅舎ホーム側の駅名標

待合室内

待合室を縦で撮るとこんな感じ

かつて駅員がいた場所は、雛まつりということで、ひな人形が飾られてました。3/4だったんで、ちょっと微妙ですけど（笑）

正面斜めから撮影した駅舎

樹木の方から撮影

鹿児島空港は実はこの嘉例川駅が最寄り駅でして、駅近くの駐車場から200円の運賃で妙見温泉バスにて鹿児島空港へ行けます。なお、駅前の駐車場スペースでは無く、駅から少し坂を登ったところの駐車場を発着するので注意が必要です。実は最初、駅前に来る物だと思い込んでいて、あやうく乗り損ねるところでした・・・。
嘉例川駅見学後、バスに乗って鹿児島空港へ向かい、飛行機で東京へ帰りました。仕事ついでのミニ旅行となりましたが、それなりに楽しめました。