11/9に西武秩父線横瀬駅にある横瀬車両基地で開かれた「西武秩父線開通50周年記念車両基地まつりin 横瀬」へ行ってきました。
西武鉄道は自社管内でのフリーきっぷは通年販売していないのに、副都心線経由で東急と接続されてからは通年で「東急線西武線まるごときっぷ」という東急線側から西武全線(と副都心線の渋谷〜小竹向原)のフリーきっぷを販売しています。おかげで安価に西武全線に乗れるので、年に何回かぶらぶらと乗りに行っています。今回もこれを利用して横瀬まで行きました。
副都心線渋谷駅発車案内。S-Trainは元町・中華街から横浜、自由が丘に停車してきますが、自由が丘から乗ると特急料金が350円高くなるので、渋谷から乗車します
入線してきた西武40000系「S-Train」
ロングシートモードでは乗ったことがあったのですが、クロスシートモードでは初乗車でした
「S-Train」で渋谷から横瀬を一つ過ぎた西武秩父まで乗って、1駅戻ります。
「ちちぶ」などの特急は横瀬にも止まるのですが、なぜか「S-Train」は横瀬を通過するので、1駅戻らざるを得ないのです。
すでに横瀬では会場の準備が進んでいました
西武秩父に到着
秩父鉄道の7500系。元は東急8090系です
駅の跨線橋から、001系「Laview」と40000系「S-Train」を眺める
「ちちぶ」運用の001系「Laview」
横瀬駅まで戻りました。展示車両の001系「Laview」が見えます
今回のイベントは西武秩父線開通50周年記念行事です
横瀬駅の駅舎
さて、横瀬車両基地の公開イベントに行きます。
このイベントは毎回、鉄道部品販売の列と、西武鉄道グッズ先行販売の列、一般入場の列を分けてくれるので、部品購入に興味のない私は一般入場列で入場しました。
会場までの道から撮影した001系「Laview」
同じく10000系「ニューレッドアロー」
そして保存車の5000系「レッドアロー」
クハ5503は自走できないので、スイッチャーD15形D16が後方に牽引機として付いていました
さて、開場しました。まずは展示車両の目玉、3世代の特急車両撮影です
左から5000系「レッドアロー」、10000系「ニューレッドアロー」、001系「Laview」。1969年10月の西武秩父線開業に合わせ、秩父地域への観光輸送を目的に登場した5000系「レッドアロー」から、今年デビューした001系「Laview」までの3世代が並びました
もう1つの特急形車両(ただし一般形兼用)の40000系も隣にいました。さらに秩父線運用の4000系が通過
横瀬車両基地には、かつて石灰石輸送が盛んだった西武鉄道で活躍した機関車や、通勤形電車も保存されています。
独特なデザインの車両が多いことも特徴です。
保存車両の展示へ
E71形。元国鉄ED10形で1925年のアメリカ製(車体がウエスチングハウス、機器類がボールドウィン)の電気機関車です
上の写真の左側で形状が変わっているのがE51形で、元国鉄ED12形。1923年のスイス製(ブラウン・ボベリとシュリーレンの合作)の電気機関車です
上の写真の右側がE61形で元国鉄ED11形。1923年のアメリカ製(ゼネラル・エレクトリック)の電気機関車です
先ほどのE51形。ほんとに独特な形状です
西武の赤い電機ことE851形。国鉄EF65形やEF81形とよく似ていますが、実際にそれらを基本に設計されています。私鉄最大の電気機関車です。西武鉄道の電気機関車は貨物専用でしたけど、この機関車は引退前に一度だけ国鉄12系客車を借りて来て運行しました
西武鉄道の代表的な通勤形電車101系の低運転台車。多摩川線を引退後に保存されている1両です。写真ではわかりませんが、オリジナルのツートンカラー(ベージュ入り)になっています
有蓋貨車スム201
351系電車。当時流行の湘南型窓になっている電車です。オリジナルと言える国鉄80系電車の2枚窓がなくなっている現在で、その面影を感じる電車でもあります
保線工事用に作られた西武鉄道オリジナルのE31形。外観はEF65形等を短くしたような感じですが、電動機は351系電車の流用、台車は国鉄80系電車の流用です。1986年から1987年に4両が作られ、2015年に名鉄でEL120形が登場するまでは、大手私鉄で最後に新製された電気機関車でした。廃車後に4両中3両は大井川鉄道に渡って、最近はSLの補機として運用されています
9000系「L-train」の横には3000系が
3両編成に短縮されていますが、塗装は現役時を保っている3000系「銀河鉄道999列車」。3扉通勤車としては最後に登場した車両でしたが、池袋線、新宿線の4扉車化で引退しました
今回休憩車両になっていた9000系「L-Train」の廃車車両。この後解体される予定でした
横瀬車両基地のイベント後は一旦西武秩父に戻りました。
西武秩父駅の特急ホーム端に作られた「西武ちちプラレール駅」
横瀬車両基地で保管されていた5000系クハ5504の前頭部が、プラレールを模した青いプラスチックと一緒に置かれています
10000系「ニューレッドアロー」が入線。こちらもちょうど先頭車の所に青いプラレールを模したものが置かれています
本来は新宿線運用の「西武鉄道×カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」の10000系10112Fが「ちちぶ」運用に入っていました
車内はヘッドレストカバーが変えられていて、各所にシールが貼られていました
この後はいろいろ西武線内をぶらぶらしてから帰りました。
あまりそちらは写真撮ってないので割愛します。
そういや、結局帰りに10000系乗っちゃったので、いまだ001系未乗車です。次は乗りたいですね。
西武鉄道は自社管内でのフリーきっぷは通年販売していないのに、副都心線経由で東急と接続されてからは通年で「東急線西武線まるごときっぷ」という東急線側から西武全線(と副都心線の渋谷〜小竹向原)のフリーきっぷを販売しています。おかげで安価に西武全線に乗れるので、年に何回かぶらぶらと乗りに行っています。今回もこれを利用して横瀬まで行きました。
副都心線渋谷駅発車案内。S-Trainは元町・中華街から横浜、自由が丘に停車してきますが、自由が丘から乗ると特急料金が350円高くなるので、渋谷から乗車します
入線してきた西武40000系「S-Train」
ロングシートモードでは乗ったことがあったのですが、クロスシートモードでは初乗車でした
「S-Train」で渋谷から横瀬を一つ過ぎた西武秩父まで乗って、1駅戻ります。
「ちちぶ」などの特急は横瀬にも止まるのですが、なぜか「S-Train」は横瀬を通過するので、1駅戻らざるを得ないのです。
すでに横瀬では会場の準備が進んでいました
西武秩父に到着
秩父鉄道の7500系。元は東急8090系です
駅の跨線橋から、001系「Laview」と40000系「S-Train」を眺める
「ちちぶ」運用の001系「Laview」
横瀬駅まで戻りました。展示車両の001系「Laview」が見えます
今回のイベントは西武秩父線開通50周年記念行事です
横瀬駅の駅舎
さて、横瀬車両基地の公開イベントに行きます。
このイベントは毎回、鉄道部品販売の列と、西武鉄道グッズ先行販売の列、一般入場の列を分けてくれるので、部品購入に興味のない私は一般入場列で入場しました。
会場までの道から撮影した001系「Laview」
同じく10000系「ニューレッドアロー」
そして保存車の5000系「レッドアロー」
クハ5503は自走できないので、スイッチャーD15形D16が後方に牽引機として付いていました
さて、開場しました。まずは展示車両の目玉、3世代の特急車両撮影です
左から5000系「レッドアロー」、10000系「ニューレッドアロー」、001系「Laview」。1969年10月の西武秩父線開業に合わせ、秩父地域への観光輸送を目的に登場した5000系「レッドアロー」から、今年デビューした001系「Laview」までの3世代が並びました
もう1つの特急形車両(ただし一般形兼用)の40000系も隣にいました。さらに秩父線運用の4000系が通過
横瀬車両基地には、かつて石灰石輸送が盛んだった西武鉄道で活躍した機関車や、通勤形電車も保存されています。
独特なデザインの車両が多いことも特徴です。
保存車両の展示へ
E71形。元国鉄ED10形で1925年のアメリカ製(車体がウエスチングハウス、機器類がボールドウィン)の電気機関車です
上の写真の左側で形状が変わっているのがE51形で、元国鉄ED12形。1923年のスイス製(ブラウン・ボベリとシュリーレンの合作)の電気機関車です
上の写真の右側がE61形で元国鉄ED11形。1923年のアメリカ製(ゼネラル・エレクトリック)の電気機関車です
先ほどのE51形。ほんとに独特な形状です
西武の赤い電機ことE851形。国鉄EF65形やEF81形とよく似ていますが、実際にそれらを基本に設計されています。私鉄最大の電気機関車です。西武鉄道の電気機関車は貨物専用でしたけど、この機関車は引退前に一度だけ国鉄12系客車を借りて来て運行しました
西武鉄道の代表的な通勤形電車101系の低運転台車。多摩川線を引退後に保存されている1両です。写真ではわかりませんが、オリジナルのツートンカラー(ベージュ入り)になっています
有蓋貨車スム201
351系電車。当時流行の湘南型窓になっている電車です。オリジナルと言える国鉄80系電車の2枚窓がなくなっている現在で、その面影を感じる電車でもあります
保線工事用に作られた西武鉄道オリジナルのE31形。外観はEF65形等を短くしたような感じですが、電動機は351系電車の流用、台車は国鉄80系電車の流用です。1986年から1987年に4両が作られ、2015年に名鉄でEL120形が登場するまでは、大手私鉄で最後に新製された電気機関車でした。廃車後に4両中3両は大井川鉄道に渡って、最近はSLの補機として運用されています
9000系「L-train」の横には3000系が
3両編成に短縮されていますが、塗装は現役時を保っている3000系「銀河鉄道999列車」。3扉通勤車としては最後に登場した車両でしたが、池袋線、新宿線の4扉車化で引退しました
今回休憩車両になっていた9000系「L-Train」の廃車車両。この後解体される予定でした
横瀬車両基地のイベント後は一旦西武秩父に戻りました。
西武秩父駅の特急ホーム端に作られた「西武ちちプラレール駅」
横瀬車両基地で保管されていた5000系クハ5504の前頭部が、プラレールを模した青いプラスチックと一緒に置かれています
10000系「ニューレッドアロー」が入線。こちらもちょうど先頭車の所に青いプラレールを模したものが置かれています
本来は新宿線運用の「西武鉄道×カナヘイの小動物 ゆるっと小旅 西武鉄道で行く川越旅」の10000系10112Fが「ちちぶ」運用に入っていました
車内はヘッドレストカバーが変えられていて、各所にシールが貼られていました
この後はいろいろ西武線内をぶらぶらしてから帰りました。
あまりそちらは写真撮ってないので割愛します。
そういや、結局帰りに10000系乗っちゃったので、いまだ001系未乗車です。次は乗りたいですね。