みやしたの気まぐれblog

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2022/12/25 そうだ京都、行こう。 その3「DEC741形」

2023-05-20 01:05:55 | 鉄道その他
2022/12/25に日帰りで京都へ行って来た話の続きです。

朝イチの新幹線で京都へやってきて、平等院へ行った後に京都鉄道博物館へやって来ました。
まずは入り口付近のプロムナードの保存車を見て、本館の保存車を見ていき、キハ81形の車内見学も行いました。
この後、今回のお出かけの目的であるDEC741形を見にいきます。

DEC741形はJR西日本が2021年に導入した事業用車です。DECはDiesel Electric Carの略であり、JR東日本のGV-E400系やJR北海道のH100形と同じく電気式気動車であります。
2006年にJR西日本が導入したキヤ141系は軌道検測のみの車両で、電気検測は未だ国鉄時代からの443系が担っていました。しかし443系は老朽化していたため、置き換えに導入されたのが総合検測車のDEC741形です。DEC741形は軌道検測と電気検測の両方に対応しています。
こういった事業用車というのは、決まったダイヤを運行しますけれど、そのダイヤは公開されていませんから、いわゆるネット上にリークされている情報、経験則から知っている情報を持っていないと、なかなか姿を見ることはできません。なので、公開イベントでタイミングが合うのであれば、多少お金をかけてでも見にいきたいと思うわけです。


DEC741形の側面。黄色と紺色の車体は、国鉄キヤ191系を連想させます


京都鉄道博物館の展示線は上から眺めるための階段がついており、まずこちらを登るのが順路になっていたので、こちらを登ります





信号炎管とクーラー、検測用パンタグラフです。クーラーとパンタグラフの間にカメラらしいものがあります。パンタグラフも今時のシングルアームではなく、下枠交差型っぽく見える小型のものですね。どうも443系から流用されたものだそうです



DEC741形の最大の特徴がこのカメラと照明を大量に載せた電気設備撮像装置です。屋根上と側方用に50台の特殊なカメラを設置することで、広範囲に様々な角度で設備(電柱、信号機、がいし等、約 100 種類)を撮影可能と公式発表資料には書かれています



反対側に降りまして正面の顔を撮影



DEC741-1の側面。電気設備撮像装置が設置されています



DEC741-1とDEC741-101の連結部


DEC741-101の台車。ヨーダンパ付きですね



DEC741-101の側面。保安装置はATS-P、ATS-S、D-TAS(ATS-DW)の3種類に対応しています




ぐるっと一回りしました

目的のDEC741形を見た後は、他の展示車両も見てまわりました。



EF66 35


101系クモハ100形のモックアップ


DD51 756


ワム3500形7055


前回も掲載したヨ5000形5008


151系クハ151形モックアップ



912形64号機のカットモデル。元々はDD13形で、新幹線軌道用に改軌された事業用車です




信号やタブレット関連の展示

この後は、外の保存車、上の階と回っていきます。以下、次回。
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