7/30-8/3で行ってきた九州旅行シリーズ、10回目は8/1に乗車した肥薩おれんじ鉄道「おれんじ食堂」の後編です。
「おれんじ食堂」は新八代ー川内を1日に1.5往復運行されており、日によっては最終便の3号が川内まで行かず出水止まりになります。
2両編成1本しかないので、毎日は運行されません。運行される日程と、空席情報は毎日公式ページで更新されていますので、こちらを参照されると良いでしょう。
私が乗車したのは8/1の1号ですから、午前中に新八代を出て、午後に川内に着く便です。お昼の時間帯を向かえるのは出水を過ぎてからとなります。このため、出水までは食事が出ません。なお、食事の内容は1号、2号、3号で全て異なります。
列車は新八代からゆっくりと南下し、やがて熊本県南部の町、水俣へ到着。ここでも列車行き違いでの停車でしたが、ホームで地元品の販売がありました。
私の方はと言うと、ちょうど反対側から撮影できるホームに止まってくれたので、列車の写真を撮ってばかりでしたが(まあ、佐敷で軽くおやつつまんだし)。
津奈木が近づくと、奇岩が見える。車内放送でも案内された
重磐岩と呼ばれる岩山。旗が立っているけど、通常は立ち入り禁止です
新幹線の線路と交錯する
津奈木駅を通過
新水俣駅。新幹線のホームが見える
ここでお箸とお手ふきとメニューだけ配られる。でもお食事はまだ先
水俣駅へ到着
跨線橋から撮影。うーん、この車両はつくづく、コントラストがきつい
反対側ホームから。前面が影になっているけど、側面はわかりやすいかな
水俣駅の駅名標
ここで行き違い列車がやってきた
ん?くまモンじゃないか。車内放送でもくまモン列車と行き違いと案内された
熊本の支配者(事実上)のくまモン。この列車は当然鹿児島にも乗り入れるので、鹿児島もやがてはくまモンの物に・・・・(実際、鹿児島でも宮崎でもくまモングッズは売っているけどね)
ちょっと車内で前回掲載誌忘れた、トイレの所の展示物。薩摩切子のグラスですね。これ高いんだよなあ
「おれんじ食堂」は水俣を出てさらに南下します。
やがて袋駅を通り過ぎて、熊本県と鹿児島県の県境に到達すると、列車は橋の上で停車。
列車の橋の下には古い石の端がありました。県境に古くからかかる橋だそうで、江戸だか明治の頃からあるんだったかな。
現在は下流側に国道3号の道路があり、そちらが主に使われていますけど、この橋も現役だそうです。
水俣の海をちょっと見て、山側に入る
ここはまだ熊本県
谷間になってきたところで
この橋が熊本と鹿児島の県境の橋。細い川の上にかかっている
さあ、鹿児島県へ入った
鹿児島県へ入って、少し南下するとやがて出水に到着します。
出水は肥薩おれんじ鉄道の車両基地がある町です。また、出水は九州一の駅弁屋として有名な松栄軒があります。
ただ、今回は駅弁では無く「おれんじ食堂」ですので、いよいよここからお食事タイムとなります。
出水が近づく。田園風景だ
新幹線の線路がまた近づいてきた
肥薩おれんじ鉄道の気動車が見える。車庫がある駅だ
出水駅に到着。右側が新幹線の駅
お食事は、暖かい季節のごはん、季節のスープとお弁当箱に入れたおかずで提供されます。1号でのお昼の時間帯は出水にある「農園レストラン三蔵」提供の「昼御膳」です
こちらが昼御膳の中身。実はアレルギーのあるウニが少しだけ使われていましたけど、ちょっと鯛に塗っている程度だったので問題なし。味はもう、全般的にすばらしく。海鮮と肉類と野菜類、全ての味付けがすばらしいし、長島産じゃがいものミルフィーユとか、阿久根産たか海老とか、もう美味しすぎ
素麺も付きました。夏らしくて良いですね
漬け物と肉味噌等も付きます。これも味付けが良かったですね。コリンキー(カボチャの一種)って、初めて食べたような
すばらしき景色を見ながら、美味しい食事に舌鼓を打つ。これ以上の旅の醍醐味があろうか
味を文章に書き表すのが苦手なんで、申し訳ないんですが、いやもう、本当に美味しかったです。
列車はやがて、阿久根に到着。ここは駅前にかつてブルートレインで使われていた24系客車がライダーハウスとして使われていたんですが、今回の訪問時は修繕中のようでした。
阿久根駅に到着
阿久根駅の駅名標
ホームから見たブルトレ。修繕中だ
旧七夕なのか、七夕飾りがありました。右側端に写っているのは、ホームでの地元産品販売
ホームに停車中の「おれんじ食堂」
ホームにあった風鈴
阿久根駅の駅舎
修繕中のブルトレをこちらからも撮影してみました
阿久根を出発して、列車は終点の川内を目指して走ります。
食事を済ませて、ゆったりとした時間となりましたが、やがてデザートが提供されました。これも美味しかったですね。
サービスカウンターがたまたま無人状態になったので、撮影させて貰いました
お酒とグッズのお土産販売もしています
デザートが提供されました。シフォンケーキと、メロン、杏仁豆腐
コーヒーと一緒に
東シナ海の海岸沿いを走り、列車は終点へと近づきます
水田を抜け、少し町に入って、川内川を越えるとそこは終点の川内駅
川内駅に到着。新八代からのんびり3時間の旅、お疲れ様でした
列車はこれから折り返しの2号。そのうち、2号、3号にも乗って、別の食事を楽しみたい
すばらしき、「おれんじ食堂」の旅でした。また、ぜひ乗車したいですね。
川内駅では鹿児島本線へ乗り継いで、鹿児島中央へ向かいます。
以下、次回。
「おれんじ食堂」は新八代ー川内を1日に1.5往復運行されており、日によっては最終便の3号が川内まで行かず出水止まりになります。
2両編成1本しかないので、毎日は運行されません。運行される日程と、空席情報は毎日公式ページで更新されていますので、こちらを参照されると良いでしょう。
私が乗車したのは8/1の1号ですから、午前中に新八代を出て、午後に川内に着く便です。お昼の時間帯を向かえるのは出水を過ぎてからとなります。このため、出水までは食事が出ません。なお、食事の内容は1号、2号、3号で全て異なります。
列車は新八代からゆっくりと南下し、やがて熊本県南部の町、水俣へ到着。ここでも列車行き違いでの停車でしたが、ホームで地元品の販売がありました。
私の方はと言うと、ちょうど反対側から撮影できるホームに止まってくれたので、列車の写真を撮ってばかりでしたが(まあ、佐敷で軽くおやつつまんだし)。
津奈木が近づくと、奇岩が見える。車内放送でも案内された
重磐岩と呼ばれる岩山。旗が立っているけど、通常は立ち入り禁止です
新幹線の線路と交錯する
津奈木駅を通過
新水俣駅。新幹線のホームが見える
ここでお箸とお手ふきとメニューだけ配られる。でもお食事はまだ先
水俣駅へ到着
跨線橋から撮影。うーん、この車両はつくづく、コントラストがきつい
反対側ホームから。前面が影になっているけど、側面はわかりやすいかな
水俣駅の駅名標
ここで行き違い列車がやってきた
ん?くまモンじゃないか。車内放送でもくまモン列車と行き違いと案内された
熊本の支配者(事実上)のくまモン。この列車は当然鹿児島にも乗り入れるので、鹿児島もやがてはくまモンの物に・・・・(実際、鹿児島でも宮崎でもくまモングッズは売っているけどね)
ちょっと車内で前回掲載誌忘れた、トイレの所の展示物。薩摩切子のグラスですね。これ高いんだよなあ
「おれんじ食堂」は水俣を出てさらに南下します。
やがて袋駅を通り過ぎて、熊本県と鹿児島県の県境に到達すると、列車は橋の上で停車。
列車の橋の下には古い石の端がありました。県境に古くからかかる橋だそうで、江戸だか明治の頃からあるんだったかな。
現在は下流側に国道3号の道路があり、そちらが主に使われていますけど、この橋も現役だそうです。
水俣の海をちょっと見て、山側に入る
ここはまだ熊本県
谷間になってきたところで
この橋が熊本と鹿児島の県境の橋。細い川の上にかかっている
さあ、鹿児島県へ入った
鹿児島県へ入って、少し南下するとやがて出水に到着します。
出水は肥薩おれんじ鉄道の車両基地がある町です。また、出水は九州一の駅弁屋として有名な松栄軒があります。
ただ、今回は駅弁では無く「おれんじ食堂」ですので、いよいよここからお食事タイムとなります。
出水が近づく。田園風景だ
新幹線の線路がまた近づいてきた
肥薩おれんじ鉄道の気動車が見える。車庫がある駅だ
出水駅に到着。右側が新幹線の駅
お食事は、暖かい季節のごはん、季節のスープとお弁当箱に入れたおかずで提供されます。1号でのお昼の時間帯は出水にある「農園レストラン三蔵」提供の「昼御膳」です
こちらが昼御膳の中身。実はアレルギーのあるウニが少しだけ使われていましたけど、ちょっと鯛に塗っている程度だったので問題なし。味はもう、全般的にすばらしく。海鮮と肉類と野菜類、全ての味付けがすばらしいし、長島産じゃがいものミルフィーユとか、阿久根産たか海老とか、もう美味しすぎ
素麺も付きました。夏らしくて良いですね
漬け物と肉味噌等も付きます。これも味付けが良かったですね。コリンキー(カボチャの一種)って、初めて食べたような
すばらしき景色を見ながら、美味しい食事に舌鼓を打つ。これ以上の旅の醍醐味があろうか
味を文章に書き表すのが苦手なんで、申し訳ないんですが、いやもう、本当に美味しかったです。
列車はやがて、阿久根に到着。ここは駅前にかつてブルートレインで使われていた24系客車がライダーハウスとして使われていたんですが、今回の訪問時は修繕中のようでした。
阿久根駅に到着
阿久根駅の駅名標
ホームから見たブルトレ。修繕中だ
旧七夕なのか、七夕飾りがありました。右側端に写っているのは、ホームでの地元産品販売
ホームに停車中の「おれんじ食堂」
ホームにあった風鈴
阿久根駅の駅舎
修繕中のブルトレをこちらからも撮影してみました
阿久根を出発して、列車は終点の川内を目指して走ります。
食事を済ませて、ゆったりとした時間となりましたが、やがてデザートが提供されました。これも美味しかったですね。
サービスカウンターがたまたま無人状態になったので、撮影させて貰いました
お酒とグッズのお土産販売もしています
デザートが提供されました。シフォンケーキと、メロン、杏仁豆腐
コーヒーと一緒に
東シナ海の海岸沿いを走り、列車は終点へと近づきます
水田を抜け、少し町に入って、川内川を越えるとそこは終点の川内駅
川内駅に到着。新八代からのんびり3時間の旅、お疲れ様でした
列車はこれから折り返しの2号。そのうち、2号、3号にも乗って、別の食事を楽しみたい
すばらしき、「おれんじ食堂」の旅でした。また、ぜひ乗車したいですね。
川内駅では鹿児島本線へ乗り継いで、鹿児島中央へ向かいます。
以下、次回。
出水からでもゆっくり食べられました?
新幹線ならあっという間ですよねぇ。
出水からでも川内まで1時間以上ありますので、問題無いと思いますよ。阿久根で降りるようだと、20分くらいしか余裕が無いですが。