みやしたの気まぐれblog

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会津鉄道の日帰り旅 その2

2010-03-04 23:34:27 | 乗り鉄
鬼怒川温泉駅から会津鉄道キハ8500系に乗車し、一路会津へ向かいます。

会津若松はJRの駅ですが、東京からこの駅へ至るには複数のルートがあります。
東北本線または東北新幹線で郡山にいたり、郡山から磐越西線で来るルートが1つ目。
上越新幹線などで新潟に至り、新潟・新津から磐越西線で来るルートが2つ目。
上越線で小出に至り、小出から只見線で来るのが3つ目。
そして浅草方面から東武鉄道/野岩鉄道/会津鉄道/只見線経由で来るのが4つ目のルートです。

鬼怒川温泉を出て、2つめの新藤原までは東武鬼怒川線。新藤原から会津高原尾瀬口までは野岩鉄道になります。野岩鉄道は栃木県、福島県、東武鉄道等の出資で作られた第3セクターで、日本初の第三セクター鉄道である三陸鉄道に近い時期に生まれ、新設の路線としては日本初の第3セクターでもあります。
路線名は、会津鬼怒川線で、一応自社車両も6050系100番台もありますが、東武6050系と基本的に一緒です。また、自社車両が自社線内を走ることも意外と少ないです(共通運用のため)。また、全線のほとんどがトンネルで、山奥でありながらあまり風景は楽しめません。時折、豪快な風景の橋上も走りますけどね。


川治温泉駅での行き違い中に撮影した会津鉄道キハ8500系

前面展望より川治温泉で撮影した対向の東武6050系。2両編成が都会の列車並みにめちゃ混みだった

トンネルをいくつか抜けると、次第に天気が小雨から雪になってきて、あたりも雪の積もり具合が多くなってきました。実際にこの野岩鉄道沿線は温泉とスキー場が多く、夜行スキー列車(私鉄では唯一の夜行列車。夏場は尾瀬へのハイキング用に走る)も運転されるくらいです。

前面展望より中三依温泉駅

前面展望より会津高原尾瀬口駅。ここの辺りはかなり雪も降っていた

会津高原尾瀬口を抜けると会津鉄道へ入ります。会津鉄道は元々国鉄会津線の第3セクターで、設立当初は全線非電化でしたが、現在は会津高原尾瀬口~会津田島までが電化されています。電化線と非電化線の両方を持つ旅客鉄道の第3セクターは会津鉄道が唯一の存在です。この会津鉄道を抜け、西若松から只見線へ入り、2駅ほどで会津若松へ到着。浅草からおよそ4時間かけて(実際は鬼怒川温泉で時間を潰しているのでもう少し長い)、ついに到着しました。なお、雪は西若松に着く頃にはすでに無くなってました。どうやら盆地になる会津若松周辺では雪は積もらないようでした。
この日は喜多方までの運転のため、5分の停車時間でキハ8500系は発車しましたが、その間に磐越西線のキハE120形との並びを撮影しておきました。

会津若松駅で撮影した会津鉄道キハ8500系とJRキハE120形

磐越西線に入ると、最高速度の制限が上がったようでキハ8500系は軽快に走り出しました。やはり特急用気動車だけあって、高速運転の方がいい感じです。ほどなく喜多方へ到着し、わずか5分で折り返しました。

喜多方駅で撮影した会津鉄道キハ8500系

会津若松駅まで戻ってここでキハ8500系を下車。これで念願だったキハ8500系の多分最初で最後の乗車を終了しました(名鉄時代は乗ったことが無い)。この後は約1時間後の「トロッコ会津浪漫雪見号」を待つため、会津若松駅で撮影しながら待つことにしました。

会津若松駅の跨線橋から眺めた会津鉄道キハ8500系

また並んだキハE120形。そう言えばちゃんと撮影したのは初めて。後方にはキハ110系を連結

会津鉄道の一般形であるキハAT-500形。会津若松出身の野口英世と母のシカの顔がある

会津鉄道キハ8500系のタイミングに合わせ、キハ110系、485系を並びに

磐越西線色(あかべぇラッピング)の419系

駅の改札付近にある巨大あかべぇ

改札を出て食事を済ませた後は、今回の第二の目的であるネコ駅長へ会いに行きます。
以下、次回。
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