ここ最近読んでいるシリーズものの刑事小説。テレビドラマ(私は見ませんでしたけど)で「ハンチョウ」として少し前に放映されていたものの、続編だと思います。並べたようにたくさんの文庫本が出ていています。読みましたけど、「相棒」シリーズのように、面白いのだけど、どれもたいしてかわらない。まあ、時間つぶしにはいいです。
でも、今回のシリーズ最後(だと思う)「半夏生」はよかった。大どんでんがえしでした。
【半夏生】 夏至から数えて十一日目に当たる日。梅雨が終わり、田植えもこの頃に終えるのだといわれるが、実はもっとも雨が多い時期。また、半夏生という植物があり、それが花をつける時期。花の近くの葉の一部が白くなり半分化粧をしたようなので、半化粧の名があるとの説も。
…まさに官僚の生き方ですよ。つまり半分はきれいに取り繕った、たてまえで生きて…(同小説から抜粋)