tonto's blog

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「でこまわし」

2023-12-14 | weblog

 「でこまわし」とは「かずら橋」で有名な徳島県祖谷地方で食べられる、そば団子と豆腐とこんにゃくなどを串にさし、甘いみそを付けて炭火で焼いたものです。

 ある雑誌でこのことを知り、今の時期は祖谷渓は紅葉でちょうどいいのでは?と出かけてみました。「かずら橋」にはこれまで何度か行ってますが、大歩危・小歩危は通って行かないルートばかりだったようで、今回はしっかりと吉野川上流の切り立った奇岩も見学し、だいぶ前に流行したラフティングも(乗ってません)見ました。

 あるお店に入り、この「でこまわし」と「あめご」を焼いている様子です。思った以上に各素材は大きめのものです。ちょうど昼時でしたので、「しし肉」が入った名物の祖谷そばと「でこまわし」1本を注文しましたが、テーブルに届けられて「あっ、これは食べきれないな」と感じたのですが、そばつゆの比較的控えめな味付けと、甘いみそのおいしさ(特にそば団子がよかった)で完食。

 「かずら橋」は怖いから渡らず、ここより北上して「ひの字渓谷」を目指します。祖谷渓の流れがUターンするところがあり、向かいの道路から見ると川がひらがなの「ひ」に見えるところから名前がついているようです。ここの紅葉は素晴らしいそうで、期待していたのですが、ちょっと遅かったようですね。でも写真のように見事な景色でした。若葉の頃もいいかもしれません。川の水はもう少し多い方が…。

 この後さらに北上、たぶん20年ほど前に一軒宿の露天風呂と「小便小僧」を見に来たのだと思います。雪が道路に残る中、夏タイヤという無謀ぶりでした。翌年からはこれに懲りて、冬にはスタッドレスタイヤを使うようになりました(無事に走れましたが、それほど怖かったという事です)

 かわいい小僧は全く変わってませんね。違ったのはその宿から外国人観光客が「小便小僧」を見に散歩がてら来られていたことぐらい。その後はかなりの距離のグネグネ道を低速走行して、やっと基幹道路に出、自宅に向かいました。「四国はやはり山深いな」と感じながら。