tonto's blog

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高齢者排除カード

2025-01-17 | weblog
 何度か書いているマイナンバー保険証のことです。ずっと不安なのはマイナンバーカード読み取り機の不安定さです。カードを所定のところにおいても作動しないことがあったり、顔認証システムがうまく動かなくて、暗証番号を聞いても「そんなもん覚えとらんわ」といわれる高齢者が多いこと。

 その不具合を、セットアップしたレセコン業者、厚労省内の総合ポータルサイト担当者、読み取り機器メーカーの三者間でこちらの質問を「たらいまわし」にされたことがありました。

 発熱患者さんはいまだに診療所内じゃなく、駐車場に出向いてお話を聞いてますし、往診の患者さんなど診療所窓口に来れない患者さんはどんな方法で資格認証するんだろうと思ってましたが、自分のスマホでできることがわかりました。



 その資料をダウンロードし、ディスプレイじゃよく理解できないので、紙にプリントアウト。いつも行政が作った説明は「くどく」読むのが嫌になりますが、なんとか自分のスマホで、患者さんのマイナンバーカードから保険情報を見ることができるようになり、これなら何とかなりそうだとちょっと(かなり)ホッとしました。ただし顔認証(本人確認)は目視なんですけどね(まあ田舎だからみんな顔見知りで)

 こうなると、運転免許証のマイナンバーカードへの移行もできそうですね。これまで白バイにどうやってあの読み取り機を載せるのか?不可能だろって思ってましたから。白バイ隊員がスマホで違反者のマイナ運転免許証を読み取ることが可能ですからね。

 今回は何とかなったと思いますが、このようにして「システムの進行」についていけなくなり、結果として現役引退の方向に進んでいってしまってるのが実感できた今回の「マイナ保険証」でした。

 ある医療関係の雑誌に、マイナカードは高齢者にとってあの「排除ベンチ」の意味のような「排除カード」でしょうって書いてありました。排除ベンチって席の間に仕切りを付けて、(酔っ払いやホームレスが)寝られないようにした最近増えているベンチのことですよね。つまり高齢者排除を目的としたカード。ここでの高齢者とは私のような高齢な医療従事者も含まれます。
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