辨天様に選んでもらおう

　淡路島に「まわり辨天」というとてもありがたくおめでたい行事があるということを以前に こちらのブログ に書いたことがあります。

　私の菩提寺である栄福寺で、この辨天様を前回奉迎したのは、私が生まれた翌年だったそうで、一昨年60年ぶりに（実際には四度目の）お迎えしました。

　栄福寺で一年間お預かりし、住職はじめ寺総代の人たちが毎日お世話、その後のことを辨天担当といわれる寺院の方々と協議しました。そして〇〇年度は〇〇教区（淡路島は７つの教区にわけられている）に引き受けてもらい、その教区内での話し合いで決めた寺院が担当する事にしようということになりました。

　まあわかりよくいうと、引受先がないので、くじ引きでその年の担当グループを決め、そのグループ内での話し合いに任せるという事です。もっとはっきりいうとババ抜きです。　

　栄福寺での行事が無事終わり、もう辨天様のことは忘れかけていた時にこの新聞記事。今回は第5教区になったらしいですね。

　なるほど、そういうことですね。くじ引きで引受先を決め押しつけるのではなく、くじをひき結果は「辨天様に決めていただく」ということのようです。

　さすが「英知に長け」・「機知に富んだ」お坊様たちの知恵。

レスキャッシュ ？

　一周年記念の大判振る舞いで、 PayPay はこけてしまいましたね。私はしっかりと午前中に 20% のポイント還元をしてもらえましたが、午後にはサーバーがダウンしたようです。

　10月から始まったキャッシュレス還元事業などのごほうびをつけて、現金以外での取引をすすめようとしているわけで、毎日何回も「キャッシュレス」という言葉を耳にします。

　

　そんな中、3日前の神戸新聞にあった記事です。

　「レスキャッシュ」って、聞き慣れないな？ なんども読み返したけどわからない。

　この会社は自動的に現金を数える器械を作ってるようですが、レスキャッシュとは世界中のお札や硬貨がの総数が減っていくから、将来自社の存在が…という意味かもしれません。

　少し前のなにかのTVコマーシャルで、お店へ昼ごはんを食べに行き、お昼の定食のAランチとBランチから選ぶとき、「ランチ エー」って注文するお兄さんをみて、「なんでこの人 エーランチって言わないんだろう？」って言ってる女の子を思い出しました。

総理

　公開されてもうしばらくたっていますが、映画「記憶にございません！」を観てきましたました。なかなかの豪華キャストですね。

　

　三谷幸喜監督の映画はたぶんはじめてですが、さすがに楽しませてくれました。そんなバカななんて思わせず、素直に笑えました。平日昼前の映画館は閑散としていて、お客は私と同じかもう少し上の方（つまり団塊世代の）が数組だけ。

　そうそう、観賞料金は消費増税にともない、しっかりと値上げされていましたね

　偶然ですが、最近「総理にされた男」という小説を読みました。たまたま総理のことを話題にしたものが続いただけの、なんの関連もない作品ですけど、この小説の方は実際の政治の構造についてかなり勉強になりました。

　ちょっと漢字が多いのが苦痛なのですけど、ストーリー的には痛快なもの。「このミステリーがすごい」を受賞した中山七里さんの作品ですから、充分に楽しめるものでした。

　そう思ってみると、政治家を題材にした小説って少ないような気がします。なんかドロドロしたものになってしまうからかも。

　少し前に読み始めたものは途中、あまりにも悲しすぎて途中で読むのをやめてしまいました。私は展開が早くて、どんでん返しがあっても単純にハッピーエンドのお話が好きです。読み終えて、ずしんと心が重くなってしまう小説って、社会やなにかに訴えるものがあるのでしょうけど。