公開されてもうしばらくたっていますが、映画「記憶にございません!」を観てきましたました。なかなかの豪華キャストですね。
三谷幸喜監督の映画はたぶんはじめてですが、さすがに楽しませてくれました。そんなバカななんて思わせず、素直に笑えました。平日昼前の映画館は閑散としていて、お客は私と同じかもう少し上の方(つまり団塊世代の)が数組だけ。
そうそう、観賞料金は消費増税にともない、しっかりと値上げされていましたね
偶然ですが、最近「総理にされた男」という小説を読みました。たまたま総理のことを話題にしたものが続いただけの、なんの関連もない作品ですけど、この小説の方は実際の政治の構造についてかなり勉強になりました。
ちょっと漢字が多いのが苦痛なのですけど、ストーリー的には痛快なもの。「このミステリーがすごい」を受賞した中山七里さんの作品ですから、充分に楽しめるものでした。
そう思ってみると、政治家を題材にした小説って少ないような気がします。なんかドロドロしたものになってしまうからかも。
少し前に読み始めたものは途中、あまりにも悲しすぎて途中で読むのをやめてしまいました。私は展開が早くて、どんでん返しがあっても単純にハッピーエンドのお話が好きです。読み終えて、ずしんと心が重くなってしまう小説って、社会やなにかに訴えるものがあるのでしょうけど。