降って来るもの

写真と散文とぽえむ

烽火のように

2018-12-17 14:24:43 | 詩16

               烽火のように


僕のしていることに

何の意味があるのかと

何の価値があるのかと

 問い質してはいけない

 疑ってはいけない

正しいのか否かなどと

評価してはいけない


僕がこうして此処に居て

何かしていることを

 特別なことだと

断じてはならない


僕は唯

誰しもが持っているに違いない

胸中のmagmaの胎動に合わせて

何を噴き出したいのかの

 欲求に合わせて

muneを震わせているのだ


まだ活火ではない

けれど死火でもない

この移ろいに在ると気づいてから

絶え間なく微動は続き

 僕のマグマ溜まりには

ようように

日常的に挙げる雄叫びのように

 沸々と

小さな細かい爆発が起こっているのだ


訊ねてはいけない

この先の噴火については

 誰にも

もちろん自身にも

一ミリ先のことも不明なのだから・・


けれど、ただ、そこに

僕の裡なる原野に

噴煙を上げる火山があることを

 烽火のように

内外に告知するのだ

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円ゐ~極小の円球たち~

2018-12-17 06:28:59 | 水玉

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!!

 6時半を過ぎましたが、空は曇天。道は街灯の明かりで光って見えます。降っているのかは分からないけれど、薄暗い寒々とした冬の朝デス。


ごく細の糸に玉を結ぶのは

きっと幾つもの幸運のお陰

それを撮る僕は

一会の好運に恵まれたお陰です

 

ヒトがヒトとして生まれてこれた奇蹟のように・・

  

    

      

魅了される円球です

  

    

      

      

    

  

ね、素敵な水玉たちでしょ

  

何でもない風景ですけどそれが宝物になる。誰かの胸でも・・?

輝く球を一つ抱いていたいですね

じゃ、又

12/17 06:45 まんぼ


コメント (4)
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心訓抄Ⅱ.56

2018-12-17 05:55:48 | 心訓抄.Ⅱ

            56.身内


ときどき無性に嫌いになる

身内に棲む複数の他の僕に

そぐわない行動をとったりすると

誰かの拒否の声が

忽ち他の数多の僕に伝播し

それがvirusのように蔓延して

キッパリと嫌がられてしまうのだ


同じ身内の諍いだから

なかなかに解決策も見当たらなくて

仕方なく僕は

得体の知れぬ時間の力を拝借して

沈静化するのを待って静観する


それでも

身内の出来事には違いないから

身体の何処かに籠もった

その天邪鬼や小悪魔や悪鬼は

厄介なことに

乖離した先からでも

時おり毒素を撒き散らすのだ


そんなことが

身内の小さな反逆が

この頃まま起きる

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